唯我家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 17:11 UTC 版)
「ぼくたちは勉強ができない」の記事における「唯我家」の解説
唯我 水希(ゆいが みずき) 声 - 高野麻里佳 成幸の長妹。七緒南中学校の3年生で水泳部部長。一人称は「私」。 黒髪を後ろで束ねポニーテールにしており、瞳の色は小豆色。家では「KOJUTO」「HONSAI」「SEISAI」「SEI HEROINE」「SAKUSHI」「SISTER ENDING STORY」「NO SISTER NO LIFE」「KATEI SAIEN CHUU」「NAIJO NO KOU」「CHOI TERE」「ビュブリス」「We want to Route 6/5」のロゴが入ったエプロンを着用することがある。唯我家の家事洗濯炊事の大部分を引き受け、料理スキルは高く成幸の弁当をいつも作り、弟・和樹からは「水希姉ちゃんのメシは世界一」と評される。成幸の散髪やマッサージも行っており、その手際はプロ級。成幸からもできた妹と評されている。兄同様、催眠耐性はゼロ。 過度なブラコンで、コミックスの幕間ではその様子が度々描かれている。ブラコンになったきっかけは、父が亡くなって泣いていたとき、成幸が寂しい思いはさせない、そばにいると言ってくれたから。成幸の男友達の小林や大森に対しては丁寧な応対をするが、成幸が理珠や文乃をはじめとする女性たちと一緒にいると激しく動揺し、彼女らに小姑的な態度をとる。 小学4年の頃、亡くなった父のことでイジワルを言われ不登校になっていたが、うるかと出会い何度も水泳勝負を挑み、水泳に夢中で練習し続けるうるかを見て夢中になれる何かがほしいと学校へ行くようになり、小学5年で水泳クラブに入部した。そのため、うるかのことはこの時から大ファンで信頼しており、うるかと同じようにスポーツ推薦であっさり一ノ瀬学園に合格する。うるかからは「みずきん」と呼ばれている。 第1回キャラクター人気投票での順位は6位(446票)。第2回キャラクター人気投票での順位は6位(1083票)。 唯我 葉月・和樹(ゆいが はづき・かずき) 声 - 峯田茉優(葉月)、藤原夏海(和樹) 成幸の次妹と弟。双子で葉月が姉、和樹が弟。成幸のことは慕ってはいるが、「器用貧乏」「要領がすこぶる悪い」と言うなど辛辣なところがある。食べられる草を見つけるのが得意で、山うどが好物。 兄の周りにいる女性(理珠、文乃、あすみ、真冬、うるか)には漏れなく「いつ嫁にくんの?」と毎回瞳を輝かせて訊ね困惑させている。 成幸が教育大学を受験したいと聴いたときは、兄に好きに生きるように泣きながら伝える。 唯我 花枝(ゆいが はなえ) 声 - 川澄綾子 成幸の母。気さくで人が良く、家を訪れた理珠と文乃をお人形さんみたいと気に入り「りっちゃん」「ふみちゃん」の愛称で呼ぶ。パートで「ラグジュア・ジェリー」に勤める。恋愛脳なところがあり、カップルを見るとはしゃぐことがある。 第2回キャラクター人気投票での順位は11位(15票)。 唯我 輝明(ゆいが てるあき) 声 - 浜田賢二 成幸の父。5年前に病気で他界し故人。生前は一ノ瀬学園で世界史の教師をしており、真冬の恩師でもある。彼女いわく「常に生徒に寄り添って、不器用でまっすぐで、いつも楽しそうに笑っていた」とのことで、要領が悪い成幸にも「できない奴をわかってやれる男になれ。できない奴の気持ちが分かるのはできなかった奴だけだからな」と教え、彼の人格形成に大きな影響を与える。どんな人に対しても全力でまっすぐ向き合って寄り添って、いつも誰からも慕われていた。自分の死後の家族を案じて遺産を残しており、後に花枝を通じて成幸に託されている。 一ノ瀬学園の学園長とは親友で、亡くなる直前に泣き虫な息子を厳しく育ててやってほしいとお願いした。 六辻ヶ丘霊園に納骨されている。
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