ビュブリス

短編小説作品名辞典

ビュブリス

作者アントーニーヌス・リーベラーリス

収載図書メタモルフォーシス―ギリシア変身物語集
出版社講談社
刊行年月2006.3
シリーズ名講談社文芸文庫

外国人名読み方字典

ビュブリス

名前 Byblís

ウィキペディア

ビュブリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/07/23 22:17 UTC 版)

『ビュブリス』 by ウィリアム・アドルフ・ブグロー (1884).

ビュブリスとカウノス by ローレント・デルヴォー, 1734, ボーデ博物館.

ビュブリス（ギリシャ語:Βυβλίς）は、ギリシア神話の登場人物。アポローンの孫でミレトスとキュアネエの娘。カウノスの双子の妹。

神話

兄であるカウノスに恋をして、一緒になることを願った。その思いを蝋板に書いて召使に届けさせ、打ち明けるも、拒絶される。しかし、直接自分が言わなかったことにも原因があるのだと考え、何度も自ら兄のもとに行って言い寄るも、拒絶され続ける。とうとう兄が故国を去ってしまった後も追うが、そのうち追跡に疲れ果て、倒れる。そして、流れ出る自分の涙で溶けてしまい、泉に変わる。

関連項目

• 変身物語
• 近親相姦