名称・歴史
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英語: comma、ドイツ語: Komma は 古代ギリシア語: κόμμα (切片)に由来し、もとは修辞学の用語で、コロンより短い節を意味した。コンマを表すのには古くは斜線(/)を用いていた。現在のコンマ記号は斜線から変形したものである。フランス語: virgule は「小さな棒」を意味するラテン語: virgula に由来し、コンマ記号が斜線であった時代を反映している。
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名称・歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 17:40 UTC 版)
「グラゴル」の名前は古スラヴ語の「言葉」を表す「глаголъ(glagolŭ)」から来ている。また、Gに相当する文字の名称にもなっている。「グラゴル」から派生した動詞「グラゴラーティ」は「話す」を意味するので、「グラゴーリツァ」は「話すための印」程度の意味になる。 現在スラヴ圏で広く用いられているキリル文字(その名称はキュリロスにちなむ)は、キュリロスの弟子らがグラゴル文字を改良して作ったものだとされ、グラゴル文字とはほぼ一対一で対応している。グラゴル文字は、正教会の勢力圏では間もなくキリル文字に取って代わられたが、カトリック圏に属するクロアチアに伝わり、クロアチア語の表記に近代まで一部で用いられた。クロアチアのグラゴル文字は角張った独特の形状を持ち、主に沿岸部で使われた。15世紀末には活版印刷も行われるようになった。
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英語のビショップはキリスト教の聖職者である「僧正」を意味する。駒の形が司教冠に似ているためであろうという。 この駒は、サンスクリットでハスティン、ペルシア語でピールと呼ばれ、いずれもゾウを意味した。アラビア語はペルシア語を借用してフィールと呼んだ。現在のスペイン語の名称 alfil はアラビア語の借用である。また、ロシア語の слон スローン もゾウを意味する。シャンチーでも「象」と呼ばれる。ただし、現在のヒンディー語で हाथी ハーティー(ゾウ)と呼ばれるのはルークであり、ビショップは ऊँट ウント(ラクダ)と呼ぶ。 他の西洋の言語ではさまざまな名称で呼ばれる。ドイツ語 Läufer(走者)・イタリア語 alfiere(副官)・フランス語 fou(道化)など。 インドでのこの駒の動きには、以下のいくつかの変種があったが、いずれも現在のビショップとは異なっていた。 斜めに2歩ずつ動く(シャンチーの「象」に類似) 縦横に2歩ずつ動く 斜めまたは前に1歩ずつ動く(将棋の銀将の動き) このうち第一のものがアラビアや西洋に伝えられた。現在のビショップの動きは15世紀末の文献に見られる。ビショップはクイーンと並んで、西洋で大きく動きの変更された駒になった。
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