叶神社とは? わかりやすく解説

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叶神社

読み方:カノウジンジャ(kanoujinja)

教団 神社本庁

所在 神奈川県横須賀市

祭神 誉田別尊 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

叶神社

作者山田深夜

収載図書横須賀Dブルース
出版社寿郎社
刊行年月2005.2


叶神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/04 21:21 UTC 版)

叶神社(かのうじんじゃ)は神奈川県横須賀市浦賀地区にある神社浦賀港を挟んで2社ある。 勧請した石清水八幡宮と同様、共に、誉田別尊(応神天皇)など八幡神祭神とする。

  1. 叶神社(西浦賀):通称「西叶神社」
  2. 叶神社(東浦賀):通称「東叶神社」

21世紀に入り、西叶神社で勾玉を授かり、東叶神社のお守り袋に入れて身に着けて良縁などのご利益を願う習慣が両社の宮司の話し合いによりできた[1]


叶神社 (横須賀市西浦賀)

叶神社

鳥居と拝殿
所在地 神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13
位置 北緯35度14分31秒 東経139度43分05秒 / 北緯35.24194度 東経139.71806度 / 35.24194; 139.71806 (叶神社 (横須賀市西浦賀))
主祭神 誉田別尊、比売大神、息長帯比売命
社格 旧郷社
創建 1181年[2]
本殿の様式 権現造
別名 西叶神社
例祭 9月15日
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叶神社(西浦賀)は、誉田別尊と、比売大神息長帯比売命(神功皇后)を祭神とする。

伊豆国で配流の身だった源頼朝と知遇を得た北面武士出身の僧・文覚が、源氏再興のために養和元年(1181年)、石清水八幡宮を当地に勧請して創建。源氏再興という祈願が叶った頼朝が文治2年(1186年)に叶大明神と尊称したと伝えられる。

社殿・境内

社殿は天保8年(1837年)に焼失し、天保13年(1842年)に再建されたものが現在に伝わる。権現造で、彫刻装飾は安房国千倉の代表的な彫刻師であった後藤利兵衛義光の作。

祭事

例大祭:9月15日。奉納される「虎踊り」は享保5年(1720年)から伝えられているといわれ、県指定無形民俗文化財

所在地・交通

神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13

外部リンク

叶神社 (横須賀市東浦賀)

叶神社

鳥居と拝殿
所在地 神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25
位置 北緯35度14分29秒 東経139度43分24秒 / 北緯35.24139度 東経139.72333度 / 35.24139; 139.72333 (叶神社 (横須賀市東浦賀))
主祭神 誉田別命
社格 旧村社
創建 1644年[3]
別名 東叶神社
例祭 9月15日
テンプレートを表示

叶神社(東浦賀)は、江戸時代初期の正保元年(1644年)、西浦賀の叶神社を勧請して創建された[3]明治になるまでは、耀真山永神寺と呼ばれる真言宗醍醐派仏教寺院を別当寺としていた。

勝海舟咸臨丸出航前に、当地で断食修行をしたと伝えられ、社殿裏の階段を登ると記念碑が建てられている。

社殿・境内

所在地・交通

神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25

  • 京急本線浦賀駅より徒歩18分

外部リンク

脚注・出典

参考文献

  • 「衣笠庄 東浦賀 叶明神社」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之113村里部三浦郡巻之7、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/153 
  • 「衣笠庄 西浦賀 叶明神社」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之113村里部三浦郡巻之7、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/155 
  • 神奈川県文化財目録 種別順”. 神奈川県 (2021年5月1日). 2021年10月28日閲覧。
  • 新横須賀市史

関連項目

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

外部リンク


叶神社 (横須賀市西浦賀)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 08:27 UTC 版)

「叶神社」の記事における「叶神社 (横須賀市西浦賀)」の解説

叶神社(西浦賀)は、誉田別尊と、比売大神息長帯比売命神功皇后)を祭神とする。 伊豆国配流の身だった源頼朝知遇得た北面武士出身の僧・文覚が、源氏再興のために養和元年1181年)、石清水八幡宮当地勧請し創建源氏再興という祈願叶った頼朝文治2年1186年)に叶大明神尊称したと伝えられる

※この「叶神社 (横須賀市西浦賀)」の解説は、「叶神社」の解説の一部です。
「叶神社 (横須賀市西浦賀)」を含む「叶神社」の記事については、「叶神社」の概要を参照ください。

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