古典部を取り巻く人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 00:16 UTC 版)
「〈古典部〉シリーズ」の記事における「古典部を取り巻く人物」の解説
※複数回登場した人物のみ記載。 折木 供恵(おれき ともえ) 奉太郎の5歳年上の姉。大学生。神山高校古典部OGで、奉太郎が古典部に入るきっかけを作った。合気道と逮捕術をたしなみ、その腕力を悪用する傍若無人な性格で、奉太郎は頭が上がらない。平素はスパルタ的に接してはいるがバレンタインデーに奉太郎に板チョコをプレゼントしたり、カンヤ祭の前日に万年筆を渡したりするなど優しい一面を見せる。 世界中を旅して回っており、シリーズ開始当初は中東・東欧各地を歴訪中だったが、エアメールや電話等で登場し、しばしば物語において重要な役割を果たす。3作目『クドリャフカの順番』の時点では日本に帰国しており、神山高校の文化祭にも訪れている。 アニメ版とコミック版では『愚者のエンドロール』と『クドリャフカの順番』の間に挿入されたオリジナルエピソード「持つべきものは」で帰国しているが、登場シーンでは顔が映らないような演出がされている。また、「箱の中の欠落」の時点で既に帰国し大学に戻っている模様。 遠垣内 将司(とおがいと まさし) 神山高校3年E組の男子生徒。壁新聞部部長(のちに引退)。卒業後の進路は不明。 実家は市内の中等教育に影響力のある家系。遠垣内家は千反田家とも縁があり、えるとは学外でも面識がある。壁新聞部の部室で人に知られないよう煙草を吸っていたことがある。 入須 冬実(いりす ふゆみ) 神山高校2年F組の女子生徒。3年進級後のクラスは不明。実家は市内で総合病院「恋合(れんごう)病院」を経営する地元の名士。千反田家とは家ぐるみの付き合いがある。 冷厳な雰囲気と威厳を持つ美人で、頭の回転が早く、高い人心掌握能力とリーダーシップを持つことから、生徒間では「女帝」と渾名される。生き雛祭りでは、男雛役を務めていた。 十文字 かほ(じゅうもんじ かほ) 神山高校1年D組の女子生徒。2年進級後のクラスは不明。占い研究会のたった一人の部員にして部長。実家は神山市内にある「荒楠(あれくす)神社」の名門宮司。 碩学で「図書館の新しいヌシ」と里志が評すほど図書館が大好き。さらさらとした髪とフレームの小さいメガネが特徴の大人びた少女。縁あって千反田家とは付き合いがあり、えるとは互いに「える」「かほさん」と呼び合う親しい間柄。里志との仲は普通で、里志には苦手意識を持たれている。 沢木口 美崎(さわきぐち みさき) 神山高校2年F組の女子生徒。3年進級後のクラスは不明。天文部所属。初出は名前のみ登場の『氷菓』で、以後『遠まわりする雛』まではシリーズに毎回何らかの形でカメオ出演的に登場していた。 明朗快活でエキセントリックな変わり者。シニヨンが特徴的で頭陀袋を愛用している。 羽場 智博(はば ともひろ) 神山高校2年F組の男子生徒。3年進級後のクラスは不明。探偵小説研究会所属。 高慢かつでしゃばりで目立ちたがり。ミステリーに詳しい。 河内 亜也子(こうち あやこ) 神山高校2年の女子生徒。3年進級後のクラスは不明。漫画研究会所属。 勝気な派閥のリーダー。『ボディートーク』の作者。3年進級後に退部し、摩耶花と組んでカンヤ祭への同人誌の出版を決意している。 湯浅 尚子(ゆあさ しょうこ) 神山高校2年の女子生徒。3年進級後のクラスは不明。漫画研究会部長。3年進級後に退部。
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