古典風軍楽「吉志舞」とは? わかりやすく解説

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古典風軍楽「吉志舞」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:49 UTC 版)

吉志舞」の記事における「古典風軍楽「吉志舞」」の解説

ゴジラ」で知られる伊福部昭吹奏楽曲帝国海軍依頼によって作曲され1943年昭和18年2月完成初演同年4月8日服部逸郎指揮東京放送吹奏楽団によるNHK放送とされる以後戦時中節日などにしばしラジオ放送された。伊福部によれば1945年昭和20年8月30日GHQ最高司令官マッカーサー厚木飛行場到着したことを伝えラジオ放送でも流れたというが、現場で出迎え音楽として演奏されたかは不明である。 既に忘れ去られ、曲も舞も残っていない「吉志舞」の名と故事から、独自にイメージして作曲したのである全体の構成ロンド形式をとっており、このうち行進曲調の第2主題は、戦後ゴジラ等の映画自衛隊出動する場面などに背景音楽としてよく使われた。『ゴジラ』の「フリゲートマーチ」(海上保安庁巡視船防衛隊フリゲート艦隊のテーマ)、『宇宙大戦争』の「宇宙大戦争マーチ」(映画メインテーマ)などといった異な編曲使用されたが、なかでも『怪獣大戦争』での編曲映画メインテーマ)が「怪獣大戦争マーチ」として知られるようになった。「怪獣大戦争マーチ」の再演奏版は、製作側の要望伊福部代表曲使用した『ゴジラvsビオランテ』でも流された。 この曲自体は、戦後忘れられていたが、1990年代になって再発見」され、2001年平成13年5月蘇演された。現在は陸上自衛隊中央音楽隊による演奏などを聴くことが出来る。

※この「古典風軍楽「吉志舞」」の解説は、「吉志舞」の解説の一部です。
「古典風軍楽「吉志舞」」を含む「吉志舞」の記事については、「吉志舞」の概要を参照ください。

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