古凍4号墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 06:23 UTC 版)
直径約30メートル・高さ5メートルの円墳。古墳群内で現存する最大の古墳である。1994年(平成6年)、東松山市遺跡調査会により東側の調査が行われた。周溝は隣接する3号墳を避けるようにして造られ、一部を掘り残した歪んだ形をしている。また、築造時の墳丘は直径42メートルあったと推定されている。周溝の途絶部分からは4基の土坑が発見され、鉄製壺鐙、環状鏡板付轡、鞍金具などの馬具が出土した。これらの土坑は6世紀末から7世紀初頭にかけて造られたと考えられる。 土坑出土の馬具は、2002年(平成14年)3月22日付で県指定有形文化財に指定された。
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