十六魔将
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「アリアンロッド・サガ」の記事における「十六魔将」の解説
「突撃槍(オクスタン)」のグラハム・ハミルトン ヒューリンのウォーロード/サムライ。『デスマーチ』に登場する。 元レイウォール三二将の一人。平和を忌み嫌う戦争屋で、実力はマルセル曰く「ベルフト王子と比肩しうる猛撃を加えられる人物」。残党で構成された「バルムンク・ノヴァ」の幹部連「一六魔将」に名を連ねている。 ピアニィの来訪を控えたグランニコルを壊滅させるべくグリンダと共謀し、ジャスミンと配下「紅の牙」を利用してゴーレム「ヴォルケイノ」を起動したが、エンジェルファイヤーに阻まれ、最期はアキナの斬撃の前に倒れた。死後はグランニコルの墓地にレイウォール三二将として葬られた。 「アヴェルシアの服属」においてケネス王を謀殺した部隊(『呪われし者』アルベインもここに属していた)の指揮官であり、ドランにとっては自身やローレンスの仇に当たる。その一方、マルセルにとってはレイウォール軍時代の先輩であり、複雑な感情を持つ。 「銃機剣(ガンブレード)」のヴィクトール・ノエル エクスマキナのスカウト/ハイランダー。『デスマーチ』に登場する。 全身を黒で装った一六魔将の一人。フォードによって開発された殺戮機械で、調整失敗により愛した者を殺害すると言う欠陥を持っている。大陸を放浪していたベネットに一目惚れしたらしく、その命を狙っている。グリンダ配下としてメカアンリの護衛を務め、エンジェルファイヤーに敗北した後撤退した。 「細剣(レイピア)」のルシエルハルト ドゥアン(オルニス)のナイト/モンク。『デスマーチ』に登場する。 ナイフのような眼光を持つ美青年で、一六魔将の一人。白と黒の翼が特徴。自信家で独自の美学を持っており、反するものには容赦をしない。二つ名に反して武器は拳。ヴィクトール共々エンジェルファイヤーの前に立ち塞がり、戦闘後に撤退した。 「愛(ラブ)」のアントニオ ヒューリンのスカウト/バード。『デスマーチ』に登場する。 かつてエルゼリエにアタックして手酷くフラれた過去を持ち、そのため彼女に恨みを持っている。表の顔はトップアーティストだが、「ラブクラッカー」というトラップによる魅了効果に依る所が大きく、ナオミに言わせれば「二流」。部下として盗賊団「ナイスガイブラザーズ」を従えているが、手仕事の割に派手。 グリンダの手引きでブルックス商会を襲ったが、ドランの二連自爆を喰らってあえなく撃退された。 「甘い罠(ハニートラップ)」のイーハ・セルヴィース ヒューリンのソーサラー/サモナー。『デスマーチ』に登場。 「デンジャラスハニービー」という毒蜂の群れを従えるサモナーで、生物を操る独特の魔術を得意とする。個人的趣味から、その能力で強いヒューリンの男を籠絡することを好む。その美貌と魔術により人材を籠絡し、組織を内部から崩壊させることを役目とする潜入工作員。 グリンダに従ってノルウィッチに現れ、ヒルダ達と交戦。フェリタニアの将を操るなどして一行を苦しめたが、水際で凌がれ続けた末にヒルダの一撃を喰らって力尽きた。 「影歩き(シャドウストーカー)」のサイ・ハットリ ヒューリンのエクスプローラー/ニンジャ。『デスマーチ』に登場する。 黒装束と仮面、軽兜を身に着けた暗殺者。元々はレイウォールの軍人であり、ヒューバード直下の諜報部隊「竜影」の隊長を務めていた。主君亡き今もその忠誠は衰えず、同じ志を持つグリンダに助力して鎮魂歌作戦に協力していた。
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