前田恒彦とは? わかりやすく解説

前田恒彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/05 14:14 UTC 版)

前田 恒彦 (まえだ つねひこ、1967年昭和42年〉8月25日 - )は、日本の元検察官大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件において逮捕起訴され、証拠隠滅罪で懲役1年6か月の実刑判決を受けた。また、法務大臣から懲戒免職の処分を受けた。


注釈

  1. ^ 大阪地検特捜部長の後、京都地検次席検事。逮捕の1時間前に大阪高検総務部付に異動
  2. ^ 大阪地検特捜部副部長の後、神戸地検特別刑事部長。逮捕の1時間前に大阪高検総務部付に異動
  3. ^ 法曹資格が回復すれば、日本弁護士連合会弁護士登録を行って、弁護士として活動することが理論上は可能になる。しかし、日弁連に弁護士登録を行うには、まず全国のいずれかの単位弁護士会に入会する必要がある(「弁護士会#日本の弁護士会の概要」を参照)。単位弁護士会は、入会希望者を拒絶する権限を有する(「鬼頭史郎#法曹復帰の試み」を参照)。
  4. ^ 前田の上司の大阪地検特捜部長であった大坪弘道は、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件により有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)が確定した。執行猶予期間が満了して法曹資格を回復した大坪は、法曹界への復帰を目指して2017年9月に大阪弁護士会に入会を申請したが、2018年1月に申請を取り下げる結果となった。「大坪弘道#執行猶予期間の満了後の動向」を参照。

出典

  1. ^ a b 「さぬきうどんを捏ねる」――検察と政治(その1) 2010年10月4日
  2. ^ a b 毎日新聞 2010年9月21日
  3. ^ a b c “前田元検事が満期出所 公判で法曹界復帰否定「使ってくれるところどこでも」”. 産経新聞. (2012年5月15日). オリジナルの2012年5月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120515085038/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120515/trl12051512230004-n1.htm 2012年6月17日閲覧。 
  4. ^ a b 改竄事件の前田元検事、事件手記を発表へ ヤフーで28日から連載 検察幹部の発言も実名で”. 産経WEST. 産経新聞. 2019年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月12日閲覧。
  5. ^ 「『お前が言うな』のお叱りあるが…」押収資料改竄の前田元特捜検事 「司法取引」テーマに講演”. 産経WEST. 産経新聞. 2019年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月12日閲覧。
  6. ^ 前田恒彦 (2023年3月25日). “実家捜索で泣くガーシー氏 常習的脅迫罪で立件の訳と「奥の手」使う警察の狙いは”. Yahoo!ニュース. 2023年11月12日閲覧。
  7. ^ 「「改ざん」同僚検事が指摘 検事正、調査せず…大阪地検」(2010年9月22日 読売新聞)
  8. ^ モンブラン (2010年9月22日). “初めにストーリーありき「特捜体質」が生んだ前田検事”. J-CASTテレビウォッチ (ジェイ・キャスト). http://www.j-cast.com/tv/2010/09/22076441.html 2010年12月7日閲覧。 
  9. ^ 毎日jp毎日新聞社)2010年9月27日22時18分(記事削除済み)[出典無効]
  10. ^ 朝日新聞朝刊、2010年9月23日
  11. ^ 小室哲哉『罪と音楽』(幻冬舎刊)
  12. ^ “「まじめ過ぎる検事」聴取された石井参院議員”. 産経ニュース (産経新聞社). (2010年9月21日). オリジナルの2013年1月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130103035044/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110123/stt11012310020043-n1.htm 2011年1月30日閲覧。 
  13. ^ 2010年10月10日読売新聞
  14. ^ a b “【押収資料改竄】墜ちた“特捜のエース” 小室氏事件、防衛汚職…小沢氏元秘書取り調べも”. 産経ニュース (産経新聞社). (2010年9月21日). オリジナルの2010年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100924143238/http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100921/crm1009212132038-n1.htm 2010年11月30日閲覧。 
  15. ^ a b c “前田容疑者 「架空の調書作成」福島県汚職元県幹部明かす”. コルネット (河北新報社). (2010年9月23日). オリジナルの2010年9月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100926223711/http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100923t63025.htm 2010年9月23日閲覧。 
  16. ^ “前田検事は特捜部のエース、「割り屋」で評判”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2010年9月21日). オリジナルの2010年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100924143840/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100921-OYT1T00431.htm 2010年12月7日閲覧。 
  17. ^ “前田検事を刑事告発へ=朝鮮総連事件で偽証の疑い”. 時事ドットコム (時事通信社). (2010年9月21日). http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010092100972 2010年12月7日閲覧。 [リンク切れ]
  18. ^ “朝鮮総連巡る事件で「虚偽証言」、前田検事を刑事告発へ”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年9月22日). オリジナルの2010年9月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100925035435/http://www.asahi.com/national/update/0922/TKY201009220253.html 
  19. ^ 刑事告発を行い、11月3日付で受理されました。”. 健全な法治国家のために声をあげる市民の会 (2010年11月1日). 2010年12月7日閲覧。


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