大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件、実刑判決の確定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 01:29 UTC 版)
「前田恒彦」の記事における「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件、実刑判決の確定」の解説
詳細は「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」を参照 2010年9月21日に朝日新聞は朝刊1面で、前田が主任検事を務めた障害者団体向け割引郵便制度悪用事件の証拠物件であるフロッピーディスクの内容が改竄されていたことをスクープした。 その日の夜に、最高検察庁刑事部検事 兼 大阪地方検察庁事務取扱の長谷川充弘が、大阪地検庁舎内で前田を逮捕して大阪拘置所に勾留し、前田の自宅及び大阪地検の執務室を捜索した。同年10月1日には事件当時の上司だった大阪地検元特捜部長・大坪弘道及び元副部長・佐賀元明が犯人隠匿容疑で逮捕され、大阪地検を管轄する大阪高等検察庁検事長の柳俊夫が陳謝する事態となった。 同年10月11日に大阪地方裁判所に起訴され、同日付で柳田稔法務大臣から懲戒免職の処分を発令された。 2011年4月12日、大阪地裁(中川博之裁判長)は懲役1年6か月の実刑判決を言い渡した。本人は大阪高等裁判所に控訴せず、確定判決となった。このため法曹資格を喪失した。その後、静岡刑務所に収監され、翌2012年5月に満期出所した。
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