判斷とは? わかりやすく解説

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はん‐だん【判断】

読み方:はんだん

[名](スル)

物事真偽善悪などを見極め、それについて自分の考え定めること。「適切な—を下す」「なかなか—がつかない」「君の—にまかせる」「状況を—する」

吉凶見分けること。占い。「姓名—」

judgment/(ドイツ)Urteil論理学で、ある対象について何事かを断定する思考作用また、その言語表現。普通は「sはpである」「sはpでない」という形式をとる。


判断力

(判斷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 03:41 UTC 版)

判断力(はんだんりょく)とは、大辞泉によると、「1 物事を正しく認識し、評価する能力。それは、可能性、能力の問題でもあるといわれる。」[1]

イマヌエル・カントの『判断力批判』がこの分野の古典としてよく知られている。カントの判断力は、Urteilskraftと標記し、これは純粋理性や実践理性に対置して用いられ、主に趣味的な判断をなすことのできる能力と理解されていた。つまり、判断力とはカントでは、正しい認識の能力ではない。真偽を判断する純粋理性と、何をなすべきか、コトの善悪を実践理性との間に橋を架けるような能力として考えられていたのである。

犯罪で、この能力が劣っている人間は罰せられない、といったことが言われる。しかしながら、哲学分野としての用語用法としては必ずしも整合性が合うとは言いかねる。

出典

  1. ^ 日本国語大辞典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,大辞林 第三版,精選版. “判断力とは”. コトバンク. 2020年9月25日閲覧。

関連項目


判断

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:44 UTC 版)

フローチャート」の記事における「判断」の解説

菱形表現され一般に「Yes/No」あるいは「真/偽」が答えとなる判断を表す。2つ流れ線または矢印出て行く点が他の部品とは異なる。出て行く流れ線は、下の頂点と右(または左)の頂点から発するのが一般的で、一方が「Yes」または「真」、もう一方が「No」または「偽」対応する。そのため常にラベル添えて意味を示す必要がある3つ上の線が出て行く場合もあるが、それは判断が複雑であることを意味し複数個の「判断」で詳細化することができる。あえてswitch文相当する書き方をする場合は、下の頂点から発した流れ線を分岐させる形で描くのが一般的である。

※この「判断」の解説は、「フローチャート」の解説の一部です。
「判断」を含む「フローチャート」の記事については、「フローチャート」の概要を参照ください。

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判断

出典:『Wiktionary』 (2021/08/29 12:37 UTC 版)

名詞

はんだん

  1. 物事内容あり方価値などを見比べ真偽などを考え決めること。
  2. 占い吉凶を見ること。
  3. 哲学ものごと真偽可能などを判定する思考作用命題。または命題内容

発音(?)

は↘んだん

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動詞

活用

翻訳


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