出店形態ごとの立地の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:22 UTC 版)
マルイシティ→マルイ本館新宿3丁目の伊勢丹前にあったそれまでの旗艦店「マルイシティ」は、A館・B館をまとめて取り壊して建て替えることになったため、2007年(平成19年)2月9日にオープンした新宿3丁目の東映映画会館跡地の新宿三丁目イーストビル(新宿バルト9)と新宿3丁目交差点前(伊勢丹南東対角線上の建物。「フィールド」跡地)に分割して移転し、それぞれ、「マルイシティ1」、「マルイシティ2」と改称した。旧「マルイシティ」跡地には、2009年4月24日に新宿地区の新たな旗艦店「新宿マルイ本館」が開店した。 メンズ館→マルイメン新宿3丁目交差点前にあった「メンズ館」は、1998年(平成10年)9月に靖国通り沿いの新宿5丁目交差点前にある旧・インテリア館に移転して、「マルイメン」と改称した。 フィールド1992年(平成4年)9月に、伊勢丹東側の明治通り沿い(現在のコメ兵)に開店した「フィールド」(1984年(昭和59年)4月開店のスポーツ館が前身)は、1998年9月に新宿5丁目交差点前の「マルイメン」の裏に移転した後、2004年(平成16年)に新宿3丁目交差点前の旧・マルイザッカ館跡地に移転し、さらにその後「マルイヤング」の地下に移転した。 マルイワン旧・フィールド跡地に1998年9月にできた「マルイワン」は、2005年(平成17年)3月に「マルイヤング」の5-9階に移転した。 インテリア館→インザルーム新宿5丁目交差点前に1984年(昭和59年)に開店した「インテリア館」は、1998年に一旦閉店した後に、2004年(平成16年)2月に甲州街道と明治通りの交差点の新宿4丁目交差点前の京王新宿追分ビル(ヴァージンメガストア跡地)に「インザルーム」として再出店したが、2013年2月28日に閉店した。 ヴァージンメガストアヴァージン・メガストアーズとの合弁出資により展開していた「ヴァージンメガストア」は、当初マルイシティ地下1階に1990年(平成2年)に開店した後、京王新宿追分ビルに移転。その後経営不振で2004年1月に閉店、2005年には株式も売却され丸井の関連会社ではなくなった。 2009年(平成21年)は「新宿21.1世紀。」のコンセプトを掲げ、全店舗改装・リニューアルを行い、新たに「新宿マルイ」の総称が入れられた。まず2月20日にマルイシティ-2を「新宿マルイワン」へ、2月27日にマルイヤングを「新宿マルイカレン」へ、それぞれ一新した。また前述の通り4月24日には新宿マルイの新たな旗艦店舗になる「新宿マルイ本館」がオープンした。その他の既存店舗も順次改装を行っており、インザルーム新宿本店は4月24日にリニューアルが完了し、またマルイシティ-1・マルイメンが初夏から秋にかけて、それぞれ「新宿マルイアネックス」「新宿マルイメン」にリニューアルされた。ただし店舗名称はマルイ本館オープンと同日にいち早く変更された。なお、フィールドはマルイメン8階に移転したほか、女性向けランニング用品ショップをマルイ本館5階に、さらに9月からはアウトドア用品ショップをマルイアネックス7階に展開する。またマルイカレンは新宿3-17の路地にも別館がある。新宿ピカデリーの南側にある伊勢丹駐車場の裏だが、"OIOI"の看板とドアノブが見えるのですぐに見つかる。 「新宿マルイ」に刷新後も店舗再編が行われており、インザルーム新宿本店は2010年(平成22年)2月28日に、新宿マルイカレンは2012年(平成24年)3月25日に、それぞれ閉店している。なお、マルイカレンは閉店後も引き続き丸井が「丸井新宿東口ビル」としてビル管理を続けていたが、2016年9月末約130億円で売却した。2012年6月よりいくつかのテナントが入居しているが、2018年現在も営業を継続している。また2013年(平成25年)秋にも再編が行われ、マルイワンがマルイアネックスと統合する形で閉店した(マルイワンで営業していたテナントの多くがマルイアネックスに移転した)。これにより、アネックスにもレディース用品売場が新設されたほか、本館にメンズ用品売場も新設されている。
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