出し狭間
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出し狭間(だしはざま、英: Machicolation マチコレーション, 仏: Mâchicoulis マシクーリ)は、胸壁の持ち送り支持構造の間に開いた床の開口部で、そこから城壁の下にいる攻撃者に向かって岩石や熱湯、熱した油等を落とすことができる。石落とし、突出し狭間(つきだしはざま)、張出し狭間(はりだしはざま)、刎出し狭間(はねだしはざま)とも。中世ヨーロッパで、ノルマン人の十字軍参加者が帰還したころから見られるようになった。出し狭間のある狭間胸壁が下部の城壁より迫り出しているのは、物を落とすためである。
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- ^ Brown, R. Allen (2004) [1954]. Allen Brown's English Castles. Woodbridge: The Boydell Press. pp. 66. ISBN 1843830698
- 1 出し狭間とは
- 2 出し狭間の概要
出し狭間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/16 11:47 UTC 版)
出し狭間(en)とは、部屋の内部から城壁の外に溶融した鉛やそれ以外の熱い液体を排出するための小さい排水路である。壁の内部に向けて建設されたこれらの設備の数はロータス・フォート内で100以上を数え、それぞれに、美しく幾何学模様による装飾が施されている。
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