冗語
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冗語(じょうご)とは、概念を明確に説明するのに、必要以上の語(または形態素)を使うこと。
- ^ ^ Partridge, Eric (1995). Usage and Abusage: A Guide to Good English. W. W. Norton & Company. ISBN 0393037614.
- ^ Ong, Walter J. Orality and Literacy (New Accents), p. 38 ISBN 0-415-28129-6
- ^ McWhorter, John C. Doing Our Own Thing, p. 19. ISBN 1-59240-084-1
冗語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 14:23 UTC 版)
詳細は「冗語法」を参照 一つの事柄に対して、必要以上の語を用いる技法。文法的には誤りだと指摘されることがあるが、ある狙いを持って意図的に用いることが多い。 用例 今起こったことをこの自分の眼でちゃんと見たぞ。わざわざこの眼と言わずともそれは主語の人物の眼だと分かるはずであるが、冗語を用いることで、よりはっきりと今、現実にこうして見たと主張されるようになる。 あの冴えない男が今度結婚すると聞いた。あの暗くて、不格好な男が結婚するだと?男の評価は「冴えない」で一旦表現されているので、後の表現は冗語といえるが、より主語の人物の疑り深い、信じられないという驚嘆の心が浮き彫りされる。 「そんなことしても意味がない。無意味だ。無駄だ。」 コーチはそう一蹴した。意味がない、無意味、無駄は全て同じ言葉であり、過剰な表現である。しかし、敢えて二重、三重に表現をすることによって、その無意味という表現を強調することができる。このような表現を冗語法の中で、原義 perissology《英》に対して『無効冗語』と訳しており、『表現過剰』などと分類している学者もいる。
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