撞着語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 20:48 UTC 版)
撞着語法(どうちゃくごほう)、オクシモロン[1](英語: oxymoron)とは、修辞技法のひとつ。「賢明な愚者」「明るい闇」など、通常は互いに矛盾していると考えられる複数の表現を含む表現のことを指す[1]。形容詞や形容動詞、連体修飾語などが修飾される名詞と矛盾する場合には、特に形容矛盾(けいようむじゅん)とも言う。論理的には、「Aであって、かつ、not A」であるということはありえない(矛盾律)のにもかかわらず、そうであるかのように語ることである。狭い見方をすればつじつまがあわず、単なる誤謬にすぎないように見えるが、複雑な内容を簡潔に表現する修辞法として用いられている場合もある。
- 1 撞着語法とは
- 2 撞着語法の概要
撞着語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 14:23 UTC 版)
詳細は「撞着語法」を参照 撞着法ともいう。お互い背反する二つの真理をつなげる用法。一つの語句となっている例も多い。 用例 慇懃無礼慇懃とは懇ろで礼節を弁えていること。無礼とは礼儀知らずのこと。慇懃無礼で表向きは敬意を払っているようで、心の裡では相手を見下している様子をいう 必要悪本来悪は必要とされないが、社会、あるいは機構を動かしていく上で、犠牲にしなければならない、黙認せねばならない部分も存在するということ など。
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