リベラル (曖昧さ回避)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 17:54 UTC 版)
リベラル(英語: liberal)は、本来は自由主義を、リベラル派/リベラリストは、自由主義者を、それぞれ表す語である[1][2]。近代においては社会的公正を重視する社会自由主義を指すこともある。
自由主義の類型
自由主義 - 人間(個人)には理性があり、自由に判断し決定する事が可能であり、自己決定権を持つとする思想。
- 経済的自由主義 - 経済における自由主義。市場経済、資本主義。
- 古典的自由主義 - 初期の経済的自由主義。レッセフェール、小さな政府、夜警国家も参照。
- 近代的自由主義 - 社会的公正を重視する自由主義。社会自由主義、社会的市場経済を参照。
- 新自由主義 - ニューリベラリズム(上記の社会自由主義)またはネオ・リベラリズム(古典的自由主義を再評価する自由主義)の日本語訳
- リベラル - 本来は自由主義を意味するが、1930年代以降のアメリカ合衆国では主に上記の社会自由主義を指すことが一般的。日本では経済的自由主義(ネオリベラリズム)とは異なる自由主義を包括的に示すことが多い[3]。
- リバタリアニズム - 自由至上主義。
宗教思想
- 自由主義神学
- メインライン・プロテスタント(プロテスタント主流派(リベラル派))
- リベラル・カトリック教会(独立カトリック教会)
- 改革派 (ユダヤ教)
- リベラル派イスラーム
その他
- リベラル・アーツ・カレッジ(アメリカ合衆国の四年制大学)
- リベラル・アーツ(人が持つ必要がある技芸(実践的な知識・学問)の基本と見なされた自由七科)
- リベラル・フェミニズム(フェミニズムの一形態)
- リベラルスーパーチェーン(兵庫県淡路島内でかつてスーパーマーケット「リベラル」を展開していた企業)
脚注
出典
- ^ iberal - 研究社新英和中辞典、Eゲイト英和辞典、他
- ^ liberal - goo辞書
- ^ “日本語の「自由主義」と「リベラリズム」は何がどう違うのか?”. ダイヤモンド・オンライン (2015年6月17日). 2022年4月19日閲覧。
「リベラル (曖昧さ回避)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はその党のリベラル派に属している
- 保守派の人々は政府を「厳格な父親」と考え、リベラルな人々は政府を「慈しむ親 」だと考える。
- リベラル左派とはほとんど撞着語法である。
- 私はリベラルではなくむしろ保守派です。
- 民主党のリベラル派.
- これらのリベラル派は自らを「さきがけ」と称して自民党とたもとを分かった.
- 共和党員はリベラル派の民主党員を議会から追い払おうとしている
- あからさまにリベラルというわけではないが、それがこの本の全体的な流れだ
- リベラルな傾向に反対する英国国教会内の19世紀の運動
- 因襲的な小都市はリベラル派の政治家には絶対投票しない
- ネオリベラルという政治的立場
- ネオリベラルという政治的立場の人
- リベラルフェミニズムというフェミニズム思想
- リベラルフェミニズムという社会運動
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