内製 CVT金属ベルト
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1987年に登場したCVTは、その特徴である、滑らかな加速と燃費向上に向けた改良が行なわれ、1990年代後半から、採用車種の拡大(FF2リッタークラス)、トロイダルCVT(FR大排気量)の実用化、大排気量エンジン(FF3.5リッタークラス)への対応、キーとなる金属ベルトの内製化などが進んだ。 -- Hondaは、CVTの基幹技術であるCVT用金属ベルトを自社開発し、自動車メーカとして世界ではじめて量産を行った。 |
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保管場所 | : | 本田技研工業 |
製作(製造)年 | : | 2001 |
製作者(社) | : | ホンダエンジニアリング |
資料の種類 | : | - |
現状 | : | - |
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名称 / 製作 | ![]() |
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仕様 | ![]() |
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効能 | ![]() |
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特徴 | : | 金属ベルトはCVTの核技術であり、Van Doorne’s Transmissie b.v.以外量産に至っていなかった.Hondaは長年に渡り行ってきた伝導機構解析による知見をもとに,新たに行った緩み側の機構解析、介在物の新しい評価法 および数値解析 を活用し,自動車メーカとして世界で初めて金属ベルトの自社開発に成功した.開発した金属ベルトの特徴はCVTのコンパクト化とレシオレンジの拡大をはかるため,プーリへの最小巻き付き径の小径化と高強度化を両立したことにある.プーリへの最小巻き付き径の小径化は,エレメントV面長さの短縮により可能とした.高強度化のためには,エレメントV面長さの短縮によるリングの応力低減 と リング介在物の強度影響を超音波疲労試験と溶液溶解法と極値統計解析を組み合わせた評価法を開発し,高清浄度材を開発したことで達成した。 |
参考文献 | : | Honda R&D Technical Review Vol.14 No.1 |
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