全日本吹奏楽コンクールへの支部代表数とは? わかりやすく解説

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全日本吹奏楽コンクール(全国大会)への支部代表数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 00:20 UTC 版)

東日本学校吹奏楽大会」の記事における「全日本吹奏楽コンクール全国大会)への支部代表数」の解説

毎年全日本吹奏楽コンクール全国大会)の会場販売されているプログラムには、その年度の吹奏楽コンクール参加団体数統計データ記載されている。その統計データは、「A(全国大会予選部門)」と「B(それ以外部門)」に分けられている。年々中学校および高等学校においては、「A」の参加団体数減少傾向見受けられる。これは中学校および高等学校において少子化伴って「B」、つまり小編部門への参加団体数増加意味している。全日本吹奏楽コンクール全国大会)への各支部からの代表数は前年度の「A」の参加団体数によって変動するため、各支部内において小編部門への参加増加することで全日本吹奏楽コンクール通じ部門「A」の支部代表数が減少してしまう恐れがある四国吹奏楽連盟では、2017年度より全日本吹奏楽コンクール四国支部大会B部門小編部門)の人数についての規定上限30名から上限20名に変更したその影響中学校の「A」において2017年度参加団体数四国「A」が東京都「A」を上回ったので、2018年度から東京都が 3 -> 2、四国が 2 -> 3 へ代表数が変更になった会報すいそうがく」(No.210 2019年1月)によると、2019年度全日本吹奏楽連盟理事会において、第4号議案コンクール全国大会支部代表数算出方法変更に関する件」で、「『参加数(全国大会へ通じ部門) で按分する』算出方法採用する基礎数は変更しない。なお、2019年度周知期間とし、実施2020年度からとする。」が承認可決されたことが記載されている。これによって、2020年度から、中学校「A」において四国が 3 -> 2 、九州が 3 -> 4へ、高等学校「A」において東京が 3 ->2 、九州が 3 -> 4へ支部代表数が変更になる。 2019年度現在、これまで全日本吹奏楽連盟定時総会協議会において小編成の全国大会開催要望出ているが、全日本吹奏楽連盟としては前述通り少人数での全国大会実施考えていない。また一方では二管編成など少人数でも演奏できる課題曲要望出ており、演奏人数による部門設置せず全日本吹奏楽連盟定款第4条事業)に明記されている「中学校50以内高等学校55以内課題曲と自由曲を12以内演奏する大会」のみに一本化した考え存在している。 2019年度現在、東日本学校大会実施していない地域では、全国大会通じ部門「A」での支部代表数の減少を防ぐために次のような対策をしている。 徳島香川愛媛高知 : B部門小編部門)の参加人数の上限を20名にする 福岡 : 小編部門実施しないAパート全国大会通じ部門で、地区大会->県大会)とBパートフリー部門で、地区大会まで)の2部門制で実施している 佐賀 : 小編部門実施しないAパート全国大会通じ部門で、県大会)とBパートフリー部門で、県大会まで)の2部門制で実施している 長崎 : 小編部門実施しない全国大会通じ部門1部門制(中:地区大会->県大会/高:県大会)で実施している 宮崎 : 小編部門実施しないAパート全国大会通じ部門で、中:県大会->代表選考会/高:県大会)とBパートフリー部門で、中:県大会まで/高:実施しない)を実施している。Aパートから九州吹奏楽コンクール全国大会通じ部門)と南九州小編吹奏楽コンテスト小編部門)の代表をそれぞれ選出している 沖縄 : 小編部門実施しないAパート全国大会通じ部門で、中:県大会->代表選考会/高:県大会)とBパートフリー部門で、県大会まで)を実施している。Aパートから九州吹奏楽コンクール全国大会通じ部門)と南九州小編吹奏楽コンテスト小編部門)の代表をそれぞれ選出している 愛知高校 : 小編部門実施しないA編成全国大会通じ部門で、地区大会->県大会->県代表選考会)とプライマリー大会2年連続出場することはできないフリー部門で、地区大会->県大会まで)の2部門で実施している。A編成の県代表選考会で、東海吹奏楽コンクールA編成全国大会通じ部門)とB編成小編部門)の代表をそれぞれ選出している 今後東日本大会実施している都道県で、全日本吹奏楽コンクール全国大会)への支部代表数の減少を防ぐ何らかの対策が行われることが予想される吹奏楽コンクール参加団体数 中学校「A」 年度 回北海道東北東関東西関東東京東海北陸関西中国四国九州2016年度 第64回 63 319 320 190 104 383 60 515 209 96 607 2017年度 第65回 54 292 320 191 103 376 62 501 208 128 598 2018年度 第66回 60 285 314 188 103 383 61 480 211 126 602 2019年度 第67回 62 279 284 171 95 375 62 464 208 115 587 全日本吹奏楽コンクール全国大会出場団体数 中学校の部 年度 回北海道東北東関東西関東東京東海北陸関西中国四国九州2016年度 第64回 2 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2017年度 第65回 2 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2018年度 第66回 2 3 3 3 2 3 2 3 3 3 3 2019年度 第67回 2 3 3 3 2 3 2 3 3 3 3 2020年度 第68回 2 3 3 3 2 3 2 3 3 2 4 吹奏楽コンクール参加団体数 高等学校「A」 年度 回北海道東北東関東西関東東京東海北陸関西中国四国九州2016年度 第64回 53 143 130 89 77 251 42 247 140 52 319 2017年度 第65回 53 135 125 91 74 247 42 242 138 65 314 2018年度 第66回 50 136 119 82 75 248 39 239 137 61 313 2019年度 第67回 49 115 115 73 67 236 34 229 124 63 317 全日本吹奏楽コンクール全国大会出場団体数 高等学校の部 年度 回北海道東北東関東西関東東京東海北陸関西中国四国九州2016年度 第64回 2 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2017年度 第65回 2 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2018年度 第66回 2 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2019年度 第67回 2 3 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2020年度 第68回 2 3 3 3 2 3 2 3 3 2 4

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