全日本吹奏楽連盟の方針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 00:20 UTC 版)
「東日本学校吹奏楽大会」の記事における「全日本吹奏楽連盟の方針」の解説
全日本吹奏楽連盟の定款の第4条(事業)では、(1)全日本吹奏楽コンクールの開催 が明記されている。全日本吹奏楽連盟が主催しているのは、中学校50名以内・高等学校55名以内で課題曲と自由曲を12分以内で演奏する大会であり、元来、全日本吹奏楽連盟は小編成部門や自由曲のみの部門を設置していない。参加人数、課題曲と自由曲を12分以内で演奏の規定を含む諸規定を遵守して出場するのであれば、どの中学校でもどの高等学校でも全国大会に通じる可能性がある(福岡県大会、佐賀県大会、長崎県大会 では小編成部門を実施していない。愛知県大会高等学校の部では小編成部門を実施しないで全国大会に通じる部門と初級バンドを対象としたプライマリー大会を実施している。)。 また、全日本吹奏楽連盟の定款の第4条(事業)では、(2)全日本小学生バンドフェスティバルの開催 が明記されている。全日本吹奏楽連盟が主催しているのは、座奏・マーチング混在で自由曲を7分以内で演奏する大会であり、1997年度より全日本吹奏楽連盟は座奏のみの全国大会は設置していない。 中学校および高等学校の小編成部門の全国大会、小学生の座奏形式の全国大会を開催するためには全日本吹奏楽連盟の定款の変更または各大会の実施規定の変更が必要である。 定款の変更を行うためには、定款第17条(決議)(3)定款の変更 によると、総会において総正会員の半数以上であって、総正会員の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行うと明記されており、容易に定款の変更を行うことが難しい実態がある。
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