兎座とは? わかりやすく解説

うさぎ‐ざ【×兎座】

読み方:うさぎざ

南天の小星座オリオン座の南、大犬座の西にあり、2月上旬午後8時ごろ南中する学名(ラテン)Lepus

兎座の画像

うさぎ座

分類:星座/神話


名称:うさぎ座(兎座)
学名:Lepus
小分類:南半球
構成する主な星雲星団恒星:M79(NGC1904=球状星団)/アルネブ(アルファ星)/ニハル(ベータ星)
神話主な登場人物:オリオン
日本観測できる時期:12月4月の約5カ月
見ごろ季節:冬(20時正中は2月上旬)

冬の南の空低くオリオン座の下に、かわいらしい姿を見せている星座です。うずくまるウサギ表し、形がまとまっているので、3等星4等星ばかりなのに見つけやすいのが特徴です。神話では、オリオン猟犬(おおいぬ座)に追われるウサギとされています。望遠鏡観測すると、星座真ん中あたりに球状星団M79を見つけることができます。うさぎ座をよく知るためのアラカルト

1.見つけ方ポイント
冬の北の空を見ると、オリオン座の南に4個の3等星四角形作っているのが見つかります。それがうさぎ座の胴体で、その四角形右上から、2つ長い耳が出ており、左下から後ろ足出てます。それほど明るくはありませんが、見つけやすい星座です。

2.神話内容について
巨人オリオン足元逃げ回りおおいぬ座こいぬ座猟犬たちに追われるうさぎをかたどったものだとされています。起源ははっきりとはしませんが、紀元前3世紀ギリシャ詩人アラトス星座詩の中に、すでにうたわれてます。

3.同じ時期見え星座について
冬の南の空の星座一緒に見ることができますオリオン座のすぐ南にある星座で、東のおおいぬ座いっかくじゅう座こいぬ座、西のおうし座エリダヌス座、南のはと座とも座などと一緒に見ることができます

4.主要都市での観測について
日本全国良好に観測することができます

参考文献:「星座クラブ沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑藤井旭著(成美堂出版)、「星座夜空四季小学館学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)


兎座

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 04:42 UTC 版)

固有名詞

うさぎ うさぎざ

  1. 南天星座一つトレミーの48星座一つ構成する主な星にアルネブニハルがある。

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