例祭に関する議題と提案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 12:56 UTC 版)
「松原神社 (小田原市)」の記事における「例祭に関する議題と提案」の解説
本社神輿の後入れ 他の神社では本社神輿が最後に宮入りをする所があり、当社もそうすべきだと言う案。意義としては先入れ・後入れ双方とも優劣なく成立するので、時間などを踏まえてメリット・デメリットを2013年頃から考証している。2014年秋時点での各町会の賛同状況については、賛成・反対=ほぼ同数で、大半が「条件付き・どちらでも」である。 本社神輿のお浜降り 意義はあえて説明する必要はないが、例祭でお浜降りをしようという提案。2014年には御霊の入っていない状態であるが58年ぶりに御幸ノ浜にお濱降りし、端的には現代でも実行可能である事が証明された。しかしながら町内渡しや町会神輿のお浜降りとの兼ね合いから、時間や担ぎ手の問題があり、大きな変更と調整、各町会の賛同が必要と思われる。 別日開催 「神社毎に別日で例祭を斎行すべき」という案が、4社が同日開催になってから少なからず絶えず存在する。この提案のメリットは、精神的には神社毎の例祭の意義を深化させることができる他、物質的には同日に行われている別の神社の祭りに参加できる・してもらえる可能性が見込める事である。 この賛同者からは A「他の日にすれば、少ない所にも担ぎ手が集まる」、B「昔(昭和54年以前)の方が人がいっぱい来た!」との意見・主張の声が聞かれるが、Aは余程の祭り好きでなければ他社への参加はないと思われる。現に、「氏子だから祭りに出てる」という者もおり、神事ではないが7月のちょうちん祭りを例に取れば灯を見るより明らかである。 Bは、その時点・同じ条件での比較になっておらず、∵別日開催だったから→∴人がたくさんいた、という証明にはならない。これも現に、「他の神社の友人にも会えるから、小田原に(祭りで)帰って来る」という参加者や「どこ行っても山車や神輿がいるから写真を撮りに来ている」という祭り専門カメラマンもいる。 また、もっとも問題なのは「どこの神社が何月何日にやるのか?」という点である。1月は論外としても、4月でも市内の他地区で例大祭を行っている神社は多いため、担ぎ手の増加はそれほど見込めない。松原の例祭にぶつからない前後の週でも、自社の準備や片付け・慰労会(打ち合わせ)などがあると思われ、日程の調整は非常に難しいと推測できる。 このように単純ではないが、上手く日程を調整・調節して別日で各社毎に例大祭を行えるのであれば、先述のメリットの他に、「小田原に行けば祭りをやっている」という印象を与える効果も期待でき、小田原流を観てもらえる機会も単純に4倍増える事にはなる。
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