佐多岬ロードパーク
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佐多岬ロードパーク(さたみさきロードパーク)は、鹿児島県南大隅町大泊から、九州本土最南端となる佐多岬までを結ぶ道路である。
- ^ a b “鹿児島県南大隅町 - 佐多岬”. 南大隅町. 2015年8月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年12月9日閲覧。
- ^ 『岩崎與八郎伝』pp.137 - 142
- ^ “岩崎グループについて 岩崎グループの歴史”. 岩崎産業. 2010年8月30日閲覧。
- ^ 『佐多岬』p.99
- ^ 「町長、善後策を要請、営業は踏面継続、佐多岬ロードパーク/鹿児島」朝日新聞鹿児島版 2004年2月28日31面
- ^ a b c d 「佐多岬ロードパーク線、南大隅町が無料化、一部譲渡に伴い/鹿児島県」朝日新聞鹿児島版2007年4月28日30面
- ^ 「休止許可申請を運輸局に提出、佐多岬ロードパーク/鹿児島」朝日新聞鹿児島版2004年3月10日31面
- ^ 「引き続き通行可、一部を町管理へ、佐多岬ロードパーク/鹿児島」朝日新聞鹿児島版2005年3月31日35面
- ^ 「いわさき「佐多岬 今後投資せず」県などと4者会合」南日本新聞2008年10月15日
- ^ 「佐多岬道、南大隅町が購入へ/5億円で岩崎側から、来月から入園を無料化」南日本新聞2012年10月3日朝刊
- ^ 「佐多岬道買収/景勝地の整備を急ごう」南日本新聞2012年10月4日朝刊
- ^ 「佐多岬道が無料開通/南大隅町」南日本新聞2012年10月31日朝刊
- ^ “鹿児島県南大隅町 - 佐多岬”. 南大隅町. 2011年6月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年12月9日閲覧。
- 1 佐多岬ロードパークとは
- 2 佐多岬ロードパークの概要
- 3 料金
佐多岬ロードパーク
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詳細は「佐多岬ロードパーク」を参照 1963年(昭和38年)に岬の近くまで、地元の岩崎グループが道路を建設し、1964年(昭和39年)から佐多岬ロードパークとして有料道路(一般自動車道)として供用が開始された。これにより観光開発が進むことになった。しかし佐多岬ロードパークの通行量は1973年(昭和48年)をピークとして減少するようになり、岩崎側は経営難を理由に2003年(平成15年)に道路の休止を打ち出した。これに対して重要な観光資源であるとして地元側が休業の延期を要請し、2007年(平成19年)4月26日に地元の南大隅町に道路が譲渡されて無料の町道となり、人や自転車なども通行可能となった。その後も佐多岬ロードパークの第二料金所より先の区間については引き続き岩崎側が管理し、公園入口で入場料を徴収していた。しかし、展望台などの施設は老朽化が進行しており、国立公園内であり規制が多くて採算が合わないとして「今後投資の意向はない」と明言して、一帯を行政に移譲したい考えを示していた。その後の交渉の結果、南大隅町が5億2560万円を投じて第二料金所から公園入口までの約6万7000平方メートルの道路を岩崎から購入し、これ以外の園内の遊歩道などは無償譲渡されることになった。こうして2012年(平成24年)10月30日に佐多岬ロードパークが完全に町道に移管され、佐多岬展望公園への入場が無料化された。その後、老朽化した展望台とレストハウスの撤去工事が2012年12月3日から始まり、2013年5月31日までに完全に撤去された。2018年(平成30年)1月16日から、新しい鉄筋コンクリート平屋建て165平方メートルの展望台が使用開始され、屋上から景色を眺めることができるようになった。
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