伸光周辺の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 16:14 UTC 版)
小幡亜紀(おばた あき) 伸光の妻。新興堂書店本部マーチャンダイジング部勤務。3歳になった息子光洋(みつひろ)に親バカ的に接する。伸光が田中の作品の売り出しの時に、ペガサス書房時代のあがちなおのサイン会のことを引き合いに出され協力をせがまれるも、やんわりと退け吉祥寺店の後輩の近藤の名前だけを教える。 松江和幸(まつえ かずゆき) 疾風文庫の編集者。複数のベテラン作家を担当している。ベテランの1人本多光流の原稿を勝手に校正した物がそのまま品物になり「原稿書き直し事件」としてネット上で炎上。責任を取って編集部を辞めようとするが伸光に留意され作家に関わらないホームページの管理業務などを担当することになるが、伸光にナイショで同僚たちと協力して新人賞の落選者やコンピューターゲームのシナリオ作家などから小説を書けそうな人材を探し文庫存亡の危機に対応しようとしていた。 森野哲平(もりの てっぺい) 疾風文庫編集部では珍しい正社員の編集者。世田谷育ちのおぼっちゃま体質でとてもおおらかな性格。正社員という立場とおおらかな性格が合わさるゆえ他の契約社員との意見のズレもあるようで伸光の悩みのタネになることも。 本多光流(ほんだ ひかる) ベテラン作家。デビュー作がそれなりにヒットしたがその後はあまりパッとしないまま現在に至る。原稿書き直し事件の被害者であり、自分に断りなく原稿に赤字を入れたことについて怒りをあらわにする。 木下(きのした) 共学館営業部勤務。伸光が希望した人物の代わりに疾風文庫担当になるが、高校時代は『涼宮ハルヒシリーズ』は読んでいたとのことで、伸光は適任者が配属されたと考えた。吉祥寺時代の彩加と面識がある。 近藤和馬(こんどう かずま) 新興堂書店吉祥寺店ライトノベル担当。SNSを駆使して他店の書店員などと交流を持ち作品の売り上げを左右させているため、その影響力は複数の出版社が目を付けるほど。独自のラノベの哲学を持ち、自分に宣伝してもらおうとゲラを置いて行く編集者たちには嫌気を差しつつある。伸光が訪ねて来た際は突き放すような対応を取るが、伸光が亜紀の夫であることを出さずに正面からアプローチしてきたことについては後に「見直した」と答えている。
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