仁鶴との出会いとは? わかりやすく解説

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仁鶴との出会い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 14:30 UTC 版)

岡本隆子」の記事における「仁鶴との出会い」の解説

同年12月1日なんば花月新喜劇初舞台を踏む。隆子終幕後各部屋に挨拶回った際、それまで一回しか顔を合わせていなかった仁鶴より「キミこの世界向かないですよ。早く諦めてお嫁さんになったほうがよい」と告げられたという。 1967年2月純朴さを保つ隆子に、仁鶴少なからず好意抱いて、彼女のうめだ花月での新喜劇公演千秋楽前日お茶誘った翌日ご馳走返礼にと、隆子弁当つくって黒塗り鰻重箱に詰めて仁鶴手渡すと、仁鶴ことのほか喜び、その翌夜京都花月近く焼き肉店にて、仁鶴から「キミボーイフレンド入れてほしい、結婚前提として」とプロポーズされる。隆子は「手帳末席につけておきます」と返したが、真っ先にと勘違いした仁鶴滔々と自分身上について述べ始める。 オトコには、人生二つ賭けをしなければならないときがあります二つ賭け勝った者が、世の中台頭できるんです。ひとつは一生の仕事を何にするか。もうひとつは、ヨメさんを誰にするか…。仕事は、落語家としてメドつきましたもうひとつヨメさん、キミ決めたんです。だから、賭けられキミが悩むというのは、おかしいでしょう。 芝居未練があり、仁鶴との結婚気乗りしない隆子がこの件について両親手紙書いたところ、父親から「嫌いじゃないなら、考えなさい」との返事速達で届く。これを知った仁鶴は、隆子結婚する旨と、隆子新喜劇から退団させたい旨を吉本興業頼み入れ即時了承される。 八歳のときに母親亡くしている僕にとって、弁当憧れだった。遠足のとき、友だちのり巻きおいなりさんオムスビ玉子焼きウインナーから揚げなどの入った弁当広げると、そっと離れ自分詰めたご飯カツオ節かけただけの弁当を、一人岩の上食べていた。キミつくってくれた弁当は、生まれて初めての弁当だった。嬉しかったなぁ、憧れお弁当…。もったいなくて、しばらく眺めていた。食べたら、コレが実においしかったこの子…、若いのに、ちゃんと弁当をつくれる…、こんな弁当をつくれるオンナの子なら、マチガイない。もうひとつ賭けに勝つためには、逃してならない…、ヨメさんにする。まあ、言うたら、天の啓示受けたようなもんや。 時間作って仁鶴師匠である6代目笑福亭松鶴や、隆子両親への挨拶済ませる。プロポーズからわずか2週間で、仁鶴京阪寝屋川市駅近く17坪の棟割長屋一軒購入し、ここを住居として新婚生活をスタートさせた。

※この「仁鶴との出会い」の解説は、「岡本隆子」の解説の一部です。
「仁鶴との出会い」を含む「岡本隆子」の記事については、「岡本隆子」の概要を参照ください。

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