五家同盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 08:52 UTC 版)
最上義光 山形城主にして義姫の兄。蘆名・岩城・白河・石川と結託した「五家同盟」を作り出し、伊達潰しを目論む。策略家であるが家族思いで、重度のシスコンかつ親馬鹿。また、あまりに狭量な竺丸の狼狽ぶりに対しては叔父として、先輩として一括している。 お駒 義光のまだ幼い愛娘。叔母である義姫を慕っているが、それ故に政宗から愛姫奪還取引のダシにされてしまった。(義光がすぐさま条件を飲んだため、本人は義姫と遊んでいるだけで事態は終わった)。 佐竹義宣 五家同盟の盟主で、ウェーブヘアの青年。普段は抑揚に欠けるが、父・佐竹義重を病的に崇拝しており、父の為なら卑劣な手段を講じることも辞さず、部下にも恐れられている。 伊達潰しの為に自ら政宗に扮してニセ伊達軍を率い、小出森城での撫で斬りを行う。顔を見た定綱の命を狙うも本物の政宗との一騎打ちに敗れ、弟・義広に抱えられて退散する。 その後、大崎の援軍として成実・宗時を圧倒するも、小出森の件で激昂した小十郎に散々にやられ敗走した。 翌年、蘆名の家名を継いだ義広と共に政宗との最終決戦に挑む。 白河義広/蘆名義広 義宣の実弟。童顔の美少年。白河結城氏の養子となり白河姓を名乗る。常識人であり、兄の病的なファザーコンプレックスには恐怖している。 五家同盟崩壊後は失脚した竺丸に代わり蘆名家の養子となった。 阿南姫 蘆名家の当主蘆名盛隆の母で、盛隆並びに夫・二階堂盛義の亡き後は実権を握る。甥である政宗を蛇蝎の如く嫌悪しており、家名を守るべく竺丸と結託する。 部下である紗葵からはババア呼ばわりされ、慕われていなかった。 紗葵 「風裂き」の異名を持つくノ一。爆発的な脚力を活かし、腸抉の鏃を有する矢を靴に仕込んだ隠し弓で無数に発射する、殺傷を何よりも好む快楽殺人鬼。 阿南姫から竺丸に部下として出向させられ、竺丸からの「僕の為に生きろ、そして僕の為に死ね」という契約を結ぶ。 愛姫逃走時には政宗討伐の為に大崎兵も巻き込んだ虐殺を行うが、愛と政宗により左足を切られ、戦線離脱する。 単行本書き下ろしのエピローグで出生が明かされ、元は中国地方出身の盗賊で、狂気じみた戦闘欲と復讐心故に三成に拾われたらしい。 大崎義隆 羽州探題。元は伊達家臣だったが、小出森撫で斬りの件を契機に離反し、五家同盟に参加した。図体はでかいが臆病で小心者。 愛姫脱走時には敵味方関係なしに虐殺を行う紗葵から逃げ回り、政宗から保護される始末であった。
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