二木家関係
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「美味しんぼの登場人物」の記事における「二木家関係」の解説
二木会長 声 - 勝田久 近城まり子の祖父。日本屈指の財閥 二都グループの総帥で二都銀行会長でもある。初登場は第21巻「カジキの真価」。名前は不明(ただしドラマ版3話では唐山陶人から「とくのすけ」と呼ばれるシーンがあった)。美食倶楽部の会員。二都グループは赤坂と虎ノ門の間の絶好地に「二都ツイン・タワー」なる巨大ビルを建てている。二都銀行は現在東西新聞の安定株主であり、団社長の大研社のメインバンクでもある。ドラマ版では京極万太郎の企業とも取引をしている。 最初はまり子が気に入った山岡を軽く見ていた。しかし、料亭の仲居が唐山陶人の器を壊してしまった一件から山岡の内なる人間性に惚れこみ(21巻「命と器」)、まり子の婿に迎え二木家の跡取りにしようと色々画策したが、結局まり子の惚れた近城勇との結婚を許した。仕事と私生活を割り切り、一族よりも人間的に有能な人材を大事にし、専務取締役の銀高とまり子が言い争った時も、銀高の意見を尊重し、「銀高をクビにするぐらいならまり子を二木家から追い出す」と言い切ったほどである(54巻「日本酒の実力」)。しかしその反面、まり子を自分の業務や面子の道具にしたことがある(55巻「まり子の晩餐会」)。また、児童施設の建て直しに協力するなど篤志家としての一面ある(58巻「二木家の離乳食」)。 二木 崇 声 - 依田英助 まり子の父で、二都銀行の頭取。初登場は第21巻「禁断の鳥」。美食倶楽部のメンバーでもある。まり子曰く「うちの父はおっちょこちょい」(32巻「お見舞のキメ手」)とのこと。二木会長同様、一族よりも人間的に優れる人材を大事にし、専務取締役の銀高とまり子が言い争った時も、銀高を失うこと自体二都銀行全体をはじめ、数百の関連会社全体の不幸になると銀高の意見を尊重し、娘のまり子のことなど縁を切ったら切ったでそれは二木家だけの不幸で済むから別にかまわない、と即答したほどである(54巻「日本酒の実力」)。 輝子 声 - 吉田理保子 まり子の叔母。初登場は、第23巻第1話「ジャンボ茶碗蒸し」。初登場時は30歳代後半。初登場時とアニメ版の設定は、まり子の母の一番下の妹となっていたが、58巻「二木家の離乳食」では二木会長の娘(まり子の父崇の妹)という設定だった。さらにアニメ版では二木証券の重役ともある。山岡にとって数少ない苦手意識をもつ人物。ものすごく美人だが、気が強くて自己中心で、周りを振り回す性格。山岡の事を、気に入り翻弄した為、山岡から「自分中心天動説」と言われている。輝子の気の強さと片森の気の弱さの性格が災いして交際は長かったが、後に片森と結婚、一女(邦子)の母になる。 片森 声 - 田中秀幸 輝子の夫。小説家。長女は、邦子。初登場は、第23巻第1話「ジャンボ茶碗蒸し」。初登場時は、輝子に尻に引かれている感じで、輝子に常に圧倒され、押さえつけることができずにいる。輝子の気が強くてわがままで周りを振り回す性格と片森の気の弱さが災いして、輝子との交際歴は長かったが、二人の仲はなかなか発展していない。山岡のおかげで、輝子との結婚を決意する。
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