乾板使用カメラ
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アクチス(Actis ) - がっちりしたカメラで6.5×9cm(大名刺)判、8×10.5cm(手札)判があった。 リリプト(Liliput ) - 4本トラスで前板を支持しボタンを押すと飛び出す形式。可憐な雰囲気の6×4.5cm(アトム)判カメラ。 ル・フォトレボルバー(Le Photo-Revolver 、1921年10月発表) - イギリスのジョンテが製造したほぼ同名で木製の「フォトレボルバー」カメラがあるが、それを小型化したピストル型連写カメラ。カメラの大きさは高さ85×奥行き85×幅30mm。アイレベルのニュートンファインダー。18×35mm判乾板を48枚装填でき1枚撮影後にカメラ下部の革紐を引くと撮影済み取枠が下部のマガジンに収納される。マガジン交換によりロールフィルムも使用できる。レンズはクラウステッサー40mmF4.5。ピント合わせはヘリコイド式で最短撮影距離3ft。シャッター速度はB、1/25、1/50、1/75、1/100秒。金属製の非常に小型精密なカメラで、フランス写真協会で発表された時は大センセーションになった。
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乾板使用カメラ
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「コンテッサ・ネッテル」の記事における「乾板使用カメラ」の解説
アドロ (Adoro) - ネッテル・カメラ工業の製品で木製フォールディングカメラ。9×12 cm(大手札)判写真乾板。トローペン・アドロ (Tropen Adoro) - 高級なトロピカル仕様。8×10.5 cm(手札)判写真乾板。 アルグス(Argus, 1909年発売) - 単眼鏡の形状をしている秘密カメラ。原型はフランスのブロック・ゴーモンが製造したフィジオグラフ。日本には1921年頃三宅克己により紹介された。レンズは テッサー50 mm. シャッターはギロチン式で1/25, 1/50, 1/100秒程度の3速。ファインダーはミラー式。 デクルロー・ネッテル(Deckrollo Nettel, 当時の広告でのスペルはDeckrollo、1910年頃発売) - もともとネッテル・カメラ工業の製品でコンテッサ・ネッテルになっても製造されたクラップカメラ。立体写真を撮影できる「ステレオ」もある。6.5×9 cm(大名刺)判、8×10.5 cm(手札)判、13×18 cm(キャビネ)判写真乾板、フィルムパック、ロールフィルムが使用できる。フォーカルプレーンシャッターで、最高速1/2500秒は当時この機種だけであった。デクルロー・ネッテル・トロピカル (Deckrollo Nettel Tropical) - チーク材と革とニッケルメッキされた真鍮で作られたトロピカル仕様。 エルゴ(Ergo, 1923年頃または1924年発売) - 単眼鏡の形状をしている秘密カメラで、アルグスの後継改良型。撮影レンズは普段隠されており、しかも横を向いており、シャッターを切った時だけ扉が開く。4.5×6 cm(アトム)判乾板。レンズは距離調節が可能になり、絞りも装備された。シャッターはバリオ式のレンズシャッターで、1/25, 1/50, 1/100秒に加えT、Bが可能になった。ファインダーはプリズム式になった。同様のカメラとしては曽根春翠堂のセクレット、イギリス製のスポーツマンがある。ツァイス・イコンになってもしばらく引き続き製造された。 ネッカー (Neckar) - ネッテル・カメラ工業の製品で9×12 cm判と10×15 cm判のバージョンがあり、写真乾板またはフィルムパックを使用する。
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乾板使用カメラ
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「ペトリカメラのカメラ製品一覧」の記事における「乾板使用カメラ」の解説
ファースト・エツィ(1930年頃発売) - カメラ・ウェルクシュテーテン・グーテ&トルシュが製造していたパテント・エツィのコピー品。
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