乾板フォールディングカメラとは? わかりやすく解説

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乾板フォールディングカメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/20 20:19 UTC 版)

フォクトレンダーのプレート使用カメラ製品一覧」の記事における「乾板フォールディングカメラ」の解説

ヘリアー(Heliar ) - 9×12cm大手)判。レンズコリニア155mmF5.4またはヘリアー180mmF4.5。シャッターはフォーカルプレーン式で前期型1/20-1/1000秒、後期型1/12-1/1000秒。 アルピン(Alpin 、1905年発売) - 横長タイプ折り畳みカメラ。名称から分かる通り山写真念頭に置いている。レンズは9×12cm大手)判の場合ダイナ120mmF4.5、ダイナ120mmF6、コリニア120mmF6.8、クセナー135mmF4.5、コリニア135mmF6.8、ヘリアー150mmF4.5。1909年追加され10×15cm(ポストカード)判の場合ダイナ150mmF4.5、クセナー150mmF4.5、コリニア150mmF6.8、ヘリアー180mmF4.5。シャッターボシュロム製オートマチック・シャッター。1906年改良されモデルではコリニア12cmF6.3が装着されている場合前群または後群のみを使用する望遠レンズとなり、それに対応するため蛇腹3段伸ばし長く伸びる日本にも小西六本店コニカ経てコニカミノルタ)を代理店として輸入され、また小西六類似品として1916年リリーII号を製作するなど日本カメラ業界にも大きな影響与えた。アルピンフォーカルプレーン(Alpin Focal Plane ) - シャッターがフォーカルプレーン式1/20-10/1000秒。レンズヘリアー180mmF4.5。9×12cm大手)判。 アルピンラピッド(Alpin Rapid ) ラディアー(Radiar 、1910年発売) - 。普及版カメラ当初9×12cm判1912年10×15cm(ポストカード)判が追加された。レンズ10×15cm(ポストカード)判がラディアー150mmF6.8。 アヴスAvus1913年発売) - 6.5×9cm(大名刺)判、9×12cm大手)判がある。ベルクハイルより少し格が落ちる。 ベルクハイル(Bergheil 、1914年発売) - 当時フォクトレンダー代表する高級カメラ。6×4.5cm(アトム)判、6.5×9cm(大名刺)判、9×12cm大手)判、10×15cm(ポストカード)判がある。最終型1931年発売アメリカ日本ではツーリストTourist )として販売された。レンズ6.5×9cm(大名刺)判の場合ヘリアー105mmF3.5、ヘリアー105mmF4.5、コリニア105mmF6.3。9×12cm大手)判の場合コリニア132mmF6.8、コリニア135mmF6.3、ラディアー135mmF6.3、ユーリースコープ135mmF7.7、ヘリアー135mmF4.5、ヘリアー150mmF4.5。10×15cm(ポストカード)判の場合ラディアー165mmF6.8、コリニア165mmF6.8、ヘリアー210mmF4.5。機能によってA、B、Cの3種があった。レンズバヨネット交換になっており、6.5×9cm(大名刺)判の場合3群5テレダイナー210mmF6.3、9×12cm大手)判の場合テレダイナー255mmF6.3またはテレダイナー290mmF6.3も使えた。ルクスス・ベルクハイル/ベルクハイル・デラックス - 蛇腹革張りボディーゴールド仕上げ金具とベルグハイルのトロピカル版。6×4.5アトム)判、後に6.5×9cm(大名刺)判と9×12cm大手)判が追加された。レンズは6×4.5アトム)判の場合ヘリアー75mmF4.5またはヘリアー80mmF4.5。6.5×9cm(大名刺)判の場合ヘリアー105mmF3.5またはヘリアー105mmF4.5。9×12cm大手)判の場合ヘリアー135mmF4.5。またバヨネット交換になっており、6.5×9cm(大名刺)判の場合ヘリアー10.5cmF3.5に換えてテレダイナー25.5cmF6.3も使えた。 ヴァグ(VAG 、1925年発売) - 6.5×9cm(大名刺)判、9×12cm大手)判。アヴスよりさらに格が落ち、この時代フォクトレンダー製品としては数少ない普及版カメラである。

※この「乾板フォールディングカメラ」の解説は、「フォクトレンダーのプレート使用カメラ製品一覧」の解説の一部です。
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