コリニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/18 23:57 UTC 版)
コリニア(Collinear またはKollinear [1])はフォクトレンダーの写真レンズの名称。
1893年に発明され[2]、フォクトレンダーで設計されたレンズとしては最初にアナスチグマートを実現した。原則2群6枚[1][3]で前後対称。シャープなレンズで風景写真用に人気があった[3]。前玉を外すと明るさは半減するが焦点距離1.6倍の長焦点レンズとしても使える[3]。
派生型としてワイドアングルコリニア(Wide-Angle Collinear )、アポクロマートコリニア(Apochromat Collinear )がある。
製品一覧
コリニアF5.4
コリニアF6
- コリニア18cmF6[5]
コリニアF6.3
シリーズI[3]とシリーズIII[4]がある。2群6枚。包括角度70-80度[6]。
- コリニア7.5cmF6.3[6][7]
- コリニア10.5cmF6.3[7]
- コリニア13.2cmF6.3[5][7]
- コリニア15cmF6.3[5]
- コリニア16.5cmF6.3[7]
- コリニア52cmF6.3[6]
コリニアF6.8
- コリニア6cmF6.8[5]
- コリニア9cmF6.8[5][7]
- コリニア10.5cmF6.8[7]
- コリニア12cmF6.8[5][7]
- コリニア13.2cmF6.8[5]
- コリニア13.5cmF6.8[5]
- コリニア15cmF6.8[5]
- コリニア16.5cmF6.8[5]
- コリニア18cmF6.8[5]
- コリニア18.3cmF6.8[5]
コリニアF7.7
シリーズII[3]。
コリニアF12.5
シリーズIII[3]。
コリニアF18
シリーズIII[3]。
ワイドアングルコリニア
- ワイドアングルコリニア10.5cmF12.5[6] - 4×5in判をカバーし、建築写真などに多く使われた。
- ワイドアングルコリニア12cmF12.5[8]
- ワイドアングルコリニア18cmF12.5[8]
- ワイドアングルコリニア20cmF12.5[8]
- ワイドアングルコリニア25cmF12.5[8]
- ワイドアングルコリニア32cmF12.5[6]
アポクロマートコリニア
2群6枚。硝材は外側から重クラウンSK6、クラウンフリントKF3、クルツフリントKzF1。KF3が非常に分厚い[1]。
- アポクロマートコリニア20cmF9[1]
- アポクロマートコリニア30cmF9[1]
- アポクロマートコリニア42cmF9[1]
- アポクロマートコリニア50cmF10[1]
- アポクロマートコリニア60cmF10[1]
- アポクロマートコリニア80cmF11[1]
- アポクロマートコリニア100cmF12.5[1]
出典
- ^ a b c d e f g h i j 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.49。
- ^ 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.7。
- ^ a b c d e f g h i j 『クラシックカメラ専科』p.86。
- ^ a b 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.84。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.16。
- ^ a b c d e f 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.13。
- ^ a b c d e f g 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.18。
- ^ a b c d e 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』p.38。
参考文献
- 『クラシックカメラ専科』朝日ソノラマ
- 『クラシックカメラ専科No.17、フォクトレンダーのすべて』朝日ソノラマ
コリニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/23 17:12 UTC 版)
「フォクトレンダーのレンズ製品一覧」の記事における「コリニア」の解説
コリニアは2群6枚。派生型としてワイドアングルコリニア、アポクロマートコリニアがある。 詳細は「コリニア」を参照
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