久留米市立南筑高等学校
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| 久留米市立南筑高等学校 | |
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| 北緯33度18分35.1秒 東経130度33分0.4秒 / 北緯33.309750度 東経130.550111度座標: 北緯33度18分35.1秒 東経130度33分0.4秒 / 北緯33.309750度 東経130.550111度 | |
| 過去の名称 | 南筑高等学校 | 
| 国公私立の別 | 公立学校 | 
| 設置者 |   | 
    
| 学区 | 福岡県 | 
| 校訓 | 至誠・剛健・勤労 | 
| 設立年月日 | 1922年4月27日 | 
| 共学・別学 | 男女共学 | 
| 課程 | 全日制課程 | 
| 単位制・学年制 | 学年制 | 
| 設置学科 | 普通科 | 
| 学校コード | D140220300068 | 
| 高校コード | 40201A | 
| 所在地 | 〒839-0851 | 
| 外部リンク | 公式サイト | 
久留米市立南筑高等学校(くるめしりつなんちくこうとうがっこう)は、福岡県久留米市御井町にある市立高等学校。
概要
- 歴史
 - 1922年(大正11年)に実業家の佐藤弥吉が私財を投じて、創立した私立の旧制中学校(男子校)を前身とする。1948年(昭和23年)の学制改革により新制高等学校となった後、1952年(昭和27年)に久留米市への移管により、現校名の「久留米市立南筑高等学校」となった。2022年(令和4年)に創立100周年を迎えた。
 
- 校訓(南筑高校三綱領)
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- 「至誠」- 至誠を旨とし、礼儀を正しくすべし
 - 「剛健」- 質実を尚び、剛健の風を養ふべし
 - 「勤労」- 勤労を愛し、責任を重んずべし
 
 
- 校章
 - 六つ編み籠の模様を背景にして、中央に校名の「南筑」(Nanchiku)のイニシャルである「N」と「髙」の文字を組み合わせて配している。
 
- 校歌
 - 歌詞は2番まであり、両番の歌詞中に校名の「南筑」が登場する。
 
- その他
 - 校地内に「筑後国府(第四期国庁)跡」がある。
 
沿革
- 旧制中学校(男子校)時代
 
- 1921年(大正10年)
 - 1922年(大正11年)
 - 1927年(昭和2年)4月 - 南筑実業専修学校(1年制)を併置[1]。
 - 1937年(昭和12年)3月 - 南筑実業専修学校を廃止[1]。
 - 1945年(昭和20年)2月 - 南筑中学校3年生49名が、西鉄久留米線の高速電車運転士として動員される。高速電車運転士での動員は全国で初めて[1]。
 - 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革の経過措置として、旧制中学校の募集を停止。また、新制中学校「南筑男子中学校[1]」が併設の上、旧制中学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
 
- 新制高等学校
 
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、新制高等学校「私立南筑高等学校」(男子校)が発足。併設中学校は継承され、1946年(昭和21年)に旧制中学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
 - 1949年(昭和24年)3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、併設中学校を廃止。
 - 1952年(昭和27年)4月1日 - 市立移管により、「久留米市立南筑高等学校」(現校名)に改称。
 - 1959年(昭和34年)・1961年(昭和36年)・1965年(昭和40年) - 全国高等学校柔道大会において優勝[1]。
 - 1967年(昭和42年)10月 - 鉄筋コンクリート造3階建て新校舎が完成。
 - 1968年(昭和43年)10月 - 体育館兼講堂が完成。
 - 1990年(平成2年)4月1日 - 理数科を設置。
 - 1995年(平成7年)3月31日 - コンピュータ教室が完成。
 - 2001年(平成13年)4月 - 頌徳碑を校内に移築。
 - 2002年(平成14年)12月 - 部室・多目的ホールが完成。
 - 2003年(平成15年) 
    
- 3月 - 理数科の募集を停止。
 - 4月 - 普通科を再編し、この時の入学生から「特別進学」・「選択進学」の2類型とする。
 
 - 2004年(平成16年)9月 - 全館空調設備を完備。
 - 2005年(平成17年)3月 - 理数科を廃止。
 - 2008年(平成20年)4月 - 第2グラウンドを改修。
 - 2013年(平成25年) 
    
- 1月 - 本館(西側)の耐震工事が完了。
 - 7月 - 第95回全国高等学校野球選手権記念福岡大会において、決勝進出し、準優勝となる。
 - 9月 - 本館(東側)および南筑会館の耐震工事が完了。
 
 
著名な卒業生
- 藤田進(俳優・黒澤明の初監督作品「姿三四郎」の主演他)
 - 坂口征二(柔道家・プロレスラー、俳優坂口憲二の父)
 - 蔵本孝二(柔道家・1976年モントリオールオリンピック男子軽中量級銀メダリスト)
 - 谷本和(柔道家)
 - 素根輝(柔道家・2020年東京オリンピック女子78kg超級金メダリスト)
 - 藤井フミヤ(シンガーソングライター・俳優、元チェッカーズ・リードボーカル)
 - 鶴久政治(ミュージシャン・タレント、元チェッカーズ・サイドボーカルおよびキーボード)
 - 外山恒一(政治活動家、中退)
 - 岩義人(俳優、ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン出演)※2012年7月転校
 - 渡邊水暉(アメリカンフットボール選手)
 - 増本藍(ミュージカル俳優)
 - 荒木久美(元陸上競技選手、1988年ソウルオリンピック女子マラソン日本代表)
 
交通
- 最寄りの鉄道駅
 
- 最寄りのバス停留所
 
- 西鉄バス 「久留米大学前」停留所
 
- 最寄りの幹線道路
 
周辺
事件
2011年3月、柔道部で暴行・殺人未遂事件が発生。 2年生が1年生に対しストップウオッチで頭をたたく、 タオルで首を絞めて何度も気絶させるなど暴行を加え、その様子を携帯電話で撮影した。 学校は暴行を加えた部員を3週間の停学処分、柔道部を1カ月間の対外試合禁止とした。 現在、柔道部は活動を再開し、名門復活の期待[要出典]が高まっている。 特に、女子部の活躍は目覚しく、インターハイ他、海外試合でも結果を出している。
脚注
関連項目
外部リンク
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