主なRLV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 06:18 UTC 版)
低軌道以上への到達能力を持つRLV。ローンチ・ヴィークルとしての能力を持たない機体は除外する。 開発元名称画像初出初打ち上げ再利用状態備考 アメリカ合衆国 スペースシャトル 1969年 1981年4月12日 部分的 退役 オービターやSRBが再使用されたが、修理費が嵩み、1回あたりの打ち上げ費用は15億ドルにも上った。 アメリカ合衆国 サターン・シャトル 1960年代 部分的 中止 アメリカ合衆国 DC-3(英語版) 1960年代 完全 中止 アメリカ合衆国 シャトル-C 1984年 部分的 中止 無人機 イギリス HOTOL 1985年 完全 中止 構想のみ アメリカ合衆国 X-30 1986年 完全 中止 ソビエト連邦 エネルギア-ブラン 1960年代 1988年11月15日 部分的 退役 ソビエト連邦 MAKS・スペースプレーン 1988年 部分的 中止 ソビエト連邦 ザーリャ 1980年代 中止 計画された再使用型VTVL 日本 ヤマト 1980年代 部分的 中止 10tクラスの日本版スペースシャトル構想 日本ロケット協会 観光丸 1993年 完全 構想 アメリカ合衆国 ベンチャースター 1996年 完全 中止 インド アバター 1998年 構想 宇宙往還機。2001年以降研究中断 スペースX ファルコン1 2006年5月24日 部分的 中止 打ち上げは成功したが、再利用を実現しないまま運用終了 スペースX ファルコン9 2007年 2010年6月4日 部分的 運用中 1段目を再使用。当初は使い捨てで運用されていたが、2017年3月に再使用を達成した。1段目のコストは、再使用により新造の10%以下に抑えられる。 リアクション・エンジンズ(英語版) スカイロン 2000年代 完全 開発中 エアブリージングエンジンを用いる単段式スペースプレーン ウクライナ スーラ 2006年 完全 構想 計画段階の無人二段式宇宙輸送機 スペースX ファルコンヘビー 2011年 2018年2月6日 部分的 運用中 1段目を再使用 マキーエフロケット設計局 CORONA 2012年 完全 開発中 全長約30m、直径約10mの単段式宇宙輸送機 (SSTO)。打ち上げ時重量295トン、高度200kmの低軌道へ7トンの重量を打ち上げ可能。垂直離着陸可能で100回以上繰り返し再利用可能な想定。 アメリカ合衆国 XS-1 2013年 部分的 中止 1段目のみを再使用 ブルーオリジン ニューグレン 2016年 部分的 開発中 1段目のみを再使用 スペースX スターシップ 2017年 完全 開発中 Rocket Lab エレクトロン 2010年代 2017年5月25日 部分的 開発中 1段目を再使用。2019年現在使い捨てで運用されており再使用は未達成 ロスコスモス アムール 2020年 部分的 開発中 1段目を再使用 Rocket Lab ニュートロン 2021年 部分的 開発中 1段目のみ再使用だが、2段目を1段目内に収納するSSTOに近い形状 Relativity Space(英語版) Terran R 2021年 完全 開発中
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