中国人民解放軍関係者
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階級については中国軍の階級も参照のこと。 馬大奇(マー・ターチー) 海軍駐在武官。所属は総参謀部第2部第6処。階級は大校。 女性スパイを使い、与那国島の陸上自衛隊基地のデータを入手。曙光工程発生後に行われた日本の外務次官と話し合いの場では、1992年に制定された「中華人民共和国領海接続水域法」第2条に基づき、「釣魚島は中国の領土である」と主張した。沢崎は「今まで中国軍の中で軽んじられていた海軍の権勢拡大を狙い、作戦を主導して展開している」と分析している。 劉長龍(リォウ・チャンロン) 「広東」艦長。階級は大校。 「いぶき」を脅威ととらえ、全面対決する。 防衛省の情報では天安門事件を目撃した過去があるとされ、その資料を見た秋津は「力を渇望している」と分析している。 「広東」の空母機能が喪失したタイミングで、秋津から仕掛けられたガードチャンネルによるアプローチ通信を受信し応答。人命を優先して、帰艦不能となった艦載機の与那国島・多良間島への強制着陸を受け入れた。 王志強(ワン・ヂーチャン) 海軍北海艦隊司令部政治委員。階級は中校。 馬からの連絡を受け、曙光工程を発動させる。 酒井大使からの連絡によると、「広東」艦載機強制着陸が報じられた直後、李少将と共に中央軍事委員会に拘束された模様。 姜暁岩(シャン・シァオヤン) 「ゆうぎり」に収容された殲20パイロット。階級は少校。 張凱歌(ジャン・ガイクー) 広東所属航空部隊「炎駒(イェンジュウ)隊」隊長。階級は中校。 「いぶき」との最終決戦では魚雷攻撃を仕掛けるも第5護衛隊群の防戦により失敗。「広東」も空母機能を破壊され帰艦不能となったため、アルバトロス隊の誘導で与那国空港へ強制着陸させられた。 李永康(リー・ヨンカン) 戦略ロケット軍所属。階級は少将。 王の妻の兄。防衛省情報部が傍受した中国軍の交信の分析の中で彼の名が浮上しており、北海艦隊空母部隊が無力化した際には核弾頭も搭載可能な準中距離弾道ミサイル、東風21Dを持ち出すと見られていた。 酒井大使からの連絡によると、「広東」艦載機強制着陸が報じられた直後、王中校と共に中央軍事委員会に拘束された模様。
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