三役 - 横綱昇進とは? わかりやすく解説

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三役 - 横綱昇進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 09:18 UTC 版)

柏戸剛」の記事における「三役 - 横綱昇進」の解説

1960年1月場所は東小結迎え12日目にはこの場所が新入幕初日から11連勝中の大鵬幸喜との対戦組まれた。前日取り組みの後、支度部屋記者から「明日全勝新入幕大鵬ですが自信は?」と聞かれると、「番付見ろオレ小結だぞ」と一蹴した当時から強気な性格有名だった柏戸だったが、本当負けるのではないか考えていた。それでも本当に大鵬下手出し投げで倒すと、9勝6敗と勝ち越して同年3月場所には関脇昇進した柏戸快進撃止まらず同年9月場所大関昇進すると、1961年1月場所では13勝2敗で幕内初優勝遂げた優勝力士副賞としてエールフランスからヨーロッパ旅行招待されたが、テヘラン空港で髷を見た人から同行した春日野の妻と勘違いされた。 同年9月場所では14日目に大鵬千秋楽若乃花連破12勝3敗で大鵬明武谷力伸との優勝決定戦に進むが、巴戦初戦明武谷倒したものの大鵬柏戸明武谷連破したため優勝逃した。場所後に日本相撲協会横綱審議委員会大鵬柏戸両名同時に横綱推薦諮問をし、「両者力量に差はない」として満場一致でそろって横綱昇進異議なしとの答申をした。星数直前3場所で33勝と力不足だったものの、大関昇進後勝率大鵬柏戸とも互角であり、また系統別総当たり制の下では若乃花との対戦がない大鵬対し柏戸役力士全員対戦していている事情等が加味されて、昇進見送りとの事前見込み覆して満場一致となった。また柏戸横綱昇進した背景には若乃花朝潮の両横綱衰え見られたことや、ムード盛り上がった世論動向があった。歴代の「柏戸」には大関まで昇進した力士がいるものの、横綱昇進したのは初だった。さらに22歳9ヶ月での昇進で、照國萬藏の持つ最年少記録大鵬幸喜と共に更新した(現在は歴代5位)。昇進時の口上は「横綱として恥ずかしくない成績挙げるために頑張りますであったけれん味のない正攻法相撲ということもあって、平幕時代には横綱戦5戦全敗通用せず、金星獲得はない。それでも関脇にあがった頃から地力増し錦には5連敗のまま引退されてしまったものの、若乃花に4連勝朝潮には5連勝するなど彼らを圧倒しはじめる。通算では朝潮には6勝4敗と勝ち越し若乃花には6勝6敗と五分の星を残した

※この「三役 - 横綱昇進」の解説は、「柏戸剛」の解説の一部です。
「三役 - 横綱昇進」を含む「柏戸剛」の記事については、「柏戸剛」の概要を参照ください。

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