三咲高校
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槻司 鳶丸(つきじ とびまる) 声 - 深町寿成 誕生日:9月12日 身長:177cm 体重:63kg 生徒会副会長。2年A組在籍。 三咲高校の理事長・槻司一義の五男で、家は裕福。眉目秀麗だが、口調と態度が荒々しい為、「ヤンキー殿下」の愛称を持つ。反面、誰にでも対等に接し面倒見も良い為、校内で人気がある。青子からの紹介で草十郎の相談役となり、お互い話が合うため親友同然の関係となる。青子とは腐れ縁で、恋人関係と噂されることもあるが、2人とも完全否定している。 妾腹の息子である為に、幼少時は兄弟親戚から疎まれていたが、ある時を境に祖父・喜美國から気に入られたために立場が逆転し、槻司家の跡取り候補となっている。しかし本人にその気はなく、喫煙や夜遊びなどの不良・放蕩行為を平然と行っている。 『空の境界』の未発表シナリオにも登場するらしい。 久万梨 金鹿(くまり こじか) 声 - 安済知佳 誕生日:11月10日 身長:149cm 体重:40kg 生徒会会計。2年D組在籍。 青子とは1年の頃からの友人。現実的でクールな性格。大抵の物事には動じない。同い年の男子にうんざりしており、彼らを見下している。実家は中華飯店『まっどべあ』で、店の経理や家の仕事などを引き受けている。それとは別に中学時代からアルバイトなどで貯蓄をしており、都心部の大学に進学するための軍資金にしようと目論んでいるが、父には進学に反対されている。暑苦しい性格の兄が4人いる。入学式の頃から鳶丸に片思いをしているものの、なかなか素直になれずにいる。名前の由来はフランシス・ドレイクの乗船ゴールデン・ハインド号から。 本編の1年ほど後の話となる番外編『誰も寝たりしてはいいけど笑ってはいけない久遠寺邸』では、主人公となる。 因みに元々は原作には居なかった人物であり、新たに追加された人物である。 木乃美 芳助(きのみ ほうすけ) 声 - 梶川翔平 誕生日:8月30日 身長:169cm 体重:59kg 草十郎のクラスメイト。 美形で陽気だが、女好き。クラスの男子のまとめ役的存在でもあり、時々妙な企画を発案する事もある。狡猾だが、どこか間抜けな所があり、女子からも「残念」と評されている。草十郎とはアルバイト先も同じで、何かと彼を翻弄する。将来金持ちになるという野望を持つ。 山城 和樹(やましろ かずき) 草十郎と芳助の担任教師で、生徒会顧問。担当科目は現代国語。三咲高校OB。 若く生徒と年が近いこともあり、生徒からの評判は良い。温和な性格だが、昼行灯で青子からは教師に相応しい性格でないと嫌われている。何かと自らの査定を気にするなど、職務態度はあまり真面目とは言えない。 美濃 禎常 (みの よしつね) 三咲高校の応援団長。3年生。 大柄で強面の好青年。読書好きで引っ込み思案な性格だったが、先代の応援団長からの誘いを受けて応援団に所属。応援団長を継いだ後は青子の協力を得て、衰退気味だった応援団を再興させた。その時から青子には好意を抱いており、また彼女からの評価も高く、恋愛嫌いの彼女をして「告白されたら高い確率で断らない」と言わしめるほど。青子からもらったマントを愛用している。祖父は三咲高校のOBで、やはり応援団長を務めていたらしい。 小説『はちみつを巡る冒険』では、卒業を間近にして美濃近辺のエピソードが語られている。 有里(ありさと) 草十郎のクラスメイトの男子生徒。
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