ヴァルザカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 05:51 UTC 版)
「ヴァルストークファミリー」の記事における「ヴァルザカード」の解説
ヴァルホーク、ヴァルストーク、アルムアルクス、アルムストラが合体することで完成する超絶戦闘兵器。ザ・データベースが暴走したときのためのカウンタープログラムとしての形態である。始原文明エスの次元制御技術、地球の兵装システムが融合した結果、きわめて高い戦闘能力を持つに至っている。 エンジンはヴァルストークとアルムストラのプロトンドライブが連結したプロトンノヴァドライブ。アルムストラがヴァルガードの四肢を補う形で合体しており、フォルムは完全な人型となっている。主に剣・弓・盾などのウェポンシステムとして使用するアルムアルクスは、普段は背部に格納されている。ディメンジョンブレイカーやエクサノヴァシュート使用時には、スキエンティアやサピエンティアと同様、背部に結晶状のエネルギー柱が複数生じる。 全長212.7mと歴代のバンプレストオリジナル主人公機では最大の巨体を誇る。その巨体さゆえ人間の手では整備が出来ないため、メンテナンスロボが整備を行っている。 ヴァルストークの損傷を修理しないうちに合体したため、本来使用可能であるはずの母艦としての搭載機能が使用不能となっている。また、その損傷をヴァルザカードに合体することで補っているため、ウェポンシステムであるアルムアルクス以外の元の3機には分離することも不可能である。手首はヴァルガードのままなので全方向多門ビームランチャーやフルアクセルインパクトは使用出来るはずだが、損傷のためか使えなくなっている。 元々戦艦のため、ヴァルガード同様他の戦艦に搭載することは不可能。ヴァルガードの時と違い常に合体状態で出撃するため、カズマは「格納庫から出撃しないのもおかしな気分」と語っている。 ゲーム中では最終盤で数話使えるのみだが、サイズから来る威力補正に射程が長い武器が多く、精神コマンドも6人分と非常に強力な機体になっている。 武装 ハイプロトンスマッシャー 腹部の砲門からプロトンエネルギーを放出する。ヴァルホークのプラズマエクスキュージョンと同様の武装。 ディメンジョンブレイカー アルムアルクスをブレイカーモードとし次元制御によって巨大化させる。その後エネルギーを物質化した刃を展開して敵を切りつける。トドメは次元貫通により敵を異次元へと吹っ飛ばす。なお、トドメを刺さなかった時のみカットインが入る。 エクサノヴァシュート 敵味方識別可能なMAPW。コード「EXA」の承認によって発動する。アルムアルクスをファイナルモードへと変形させ、次元制御によって巨大化させる。弓状となったアルムアルクスを構え、超高エネルギーを圧縮した物質弾を発射する(発射後に物質化する)。 必殺技 エクサノヴァシュート・オーバー エクサノヴァシュートを集中させて1体の対象を攻撃する技。コード「EXA」の承認によって発動する。発射後に分裂した多数の物質弾が対象に突き刺さって動きを封じ、最後の1本が後方から貫いたのちに爆発するという流れになる。アニメーション中には魔法円とヤハウェの名が現れており、魔術的な要素をも含んでいる。なお、最後のヴァルストークファミリーのカットインの順番は、アカネ→シホミ→アリア→ミヒロ→ブレス→カズマとなり、最後にほんの一瞬であるが、ユウミらしき人物のカットが入る。 使用時にはBGMが「JUST ONE CHANCE」になる。トドメ時の演出が終了したところでBGMがちょうど1ループする。
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