リンド・ヴルム中央病院の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:47 UTC 版)
「モンスター娘のお医者さん」の記事における「リンド・ヴルム中央病院の人物」の解説
クトゥリフ・スキュル 声 - ゆかな 種族 - スキュラ 下半身がタコのようなスキュラ族の女性。リンド・ヴルム中央病院の医院長。長命なスキュラ族であるため、かなりの年齢らしい。 邪神の末裔という一族の汚名をそそぐべく、魔族の進化の研究を行い、その過程で、それぞれの種族の起源や、身体の構造についての研究も進めていた。本分は研究者であり、学者だが、その過程で身につけた生物学、医学の知識が並外れていたことで専門ではないにもかかわらず医者となり、有能さゆえに中央病院の医者にまでなった。ただ、人付き合いが苦手で、深海に引きこもっている方が性に合っているので街の生活は水が合わず、自分には教授も医師も向いていないと評しており、隠居して存分に研究のみに専心する生活を望んでいる。 生物に関する知識で彼女の右に出るものはいないとまで言われる。あくまで学者なので、患者の意思に反してまで治療はしない主義。自身の内面に踏み込まれるのを嫌う性分で、自分も必要以上に踏み込まないよう誰に対しても一線を引く。相手と距離を置いて接するため、怠惰な性格と思われがち。 グレンとサーフェの師匠で彼らに診療所開設の許可を与えた。 激務の中央病院の仕事で手が回らないときはグレンたちに仕事を押し付けることが多いが、彼女が意図して仕事を押し付けることもある。 以前はネメア・アカデミーの医学部長をしていたが、先進的かつ総合的な医療を行える医者が必要だったリンド・ヴルムに教え子の中でも優秀な者だけを連れて移住した。 後述するスカディとは旧知の仲で、彼女の主治医。彼女の手術のプランを立て、その執刀を行った。 年下が好みの、いわゆるショタコン。弟子であるグレンやサーフェのことを子供のように可愛がる一方、グレンに対してはやたらとちょっかいをかけ、サーフェに食って掛かられている。幼女も好き。 苛立つと触手をかじる癖がある。時折、自分の触手を他人に食べさせようとする悪癖を持つ。声真似が非常に上手い。 ライム 種族 - スライム グレンが過労で中央病院に入院した時の担当看護師。半透明の緑色で人型のスライム。グレンの姉弟子でもある。 好物はライムで、常に柑橘系の匂いを振りまいている。本来の名前は公用語の発音では再現できないので、ライムという通称で呼ばれている。 スカディの心臓に寄生していた組織の管理を任されていた。 クトゥリフ曰く、サボりの常習犯。のらりくらりとした性格。 ネメア・アカデミーのクトゥリフ教室での最古参の生徒であったが、成績は悪く赤点の常習者であった。在学中はグレンとも同じ研究室で親しかったのだが、事故の後遺症で彼はその期間の記憶を一部失っているので、現在は関係が薄くなっている。スライム族の身体を使った臓器や血液の修復医療の研究助手であり、同種の中では唯一、実用可能なだけの製造速度を持つという特異な才能を持っている。
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