リンドンリンドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 09:45 UTC 版)
木根航平(きね こうへい) リンドンリンドンのオーナー兼店長。東北出身で熱帯に憧れており、店内を観葉植物だらけにしている。鈴司、フィル、稲作といった強者からは劣るらしく、5連続ラスを引いたことで湯鳥と交代することになった。詳細な関係は不明だが、ウータンのことを先輩と呼ぶ。現在はアフロヘアだが、10年前は金髪のホスト風だった。 湯鳥(ゆとり) リンドンリンドン店員。頭にタオルを巻いている。初来店時にパンクした鈴司を侮っていたが、2度目の来店で10万円以上吐き出す大敗を喫してしまう。鈴司、フィル、稲作、木根の真剣勝負に弱い客が入って邪魔をしないように、勝手に閉店中の看板を出したりしていた。しかし、木根が崩れ始めて5連続ラスを引いたことで、愛宕に土下座して借金を申し込み、勝負に復帰する。その後、新宿東風戦最強決定ペナントレースに参加。初日に鉄男に国士無双を振り込み、後半戦でも緑一色を振り込むなど非常に相性が悪い。 赤間(あかま) ID名は赤べこ。段位は七段。リズのネト麻仲間。リンドンリンドン店員。前髪で左目が隠れている。豆ナオミからは(キリンジパパの)ストーカー女と言われている。比良からはギャル系と評されている。鈴司、有野、豪野、比良の勝負の外ウマでは豪野に賭けていた。仕事中でも漫画を読んだり、マニキュアを塗っていたりと適当に接客している。 蛭林(ひるばやし) 通称フィル。リンドンリンドン最強の雀ゴロ。リンドンリンドンに住み着いている。かつて二代目魔人と戦い、トラウマを抱えている。フィル曰く羽をもがれたとのこと。どこを見ているのか分からない目をしているが、二代目魔人と戦う前までは普通の目だった。10万円だけ手元に持ち、浮いた金はオムに取りに来させている。10年前にウータンをナイフで刺すが、1週間後にウータンに半殺しにされて病院送りにされる。その後ウータンによって麻雀を教えられ、それ以来雀ゴロとして生きるようになった。初対局時は鈴司を翻弄してパンクさせるが、後日リベンジにやって来た鈴司には途中から圧倒され大崩れしてしまい、10万円を全て溶かすほどの大敗を喫した。オムとの間に子供が出来ていたことを知り、心機一転リンドンリンドンを出て雀ゴロとして動き始める。新宿東風戦最強決定ペナントレースにも参加して後半戦までトップを維持していたが、妊娠中のオムが入院したことで精神的に厳しいことを察してペナントレースを辞退した。 稲作宙二(いなさく ちゅうじ) ID名はイナビカリーノ。段位は十段。毎日ログインはしているが、最近は全く打っておらず、観戦しかしていない。Aランクの大学に通う大学生。店内でも常にサングラスを着用している。ネト麻で知り合った不細工な彼女、マス代を連れて、打倒フィルを誓いリンドンリンドンに通っている。初対局時にパンクした鈴司を侮っていたが、赤間から鈴司がキリンジパパだと聞かされ、認識を改める。高校のころはイジメられており、眼鏡を割られ、髪を刈られ、制服を破かれ、顔を腫らすという散々な状態で卒業アルバムに載っていた。その傷を癒すために麻雀にのめり込むようになった。フィルを倒して雀ゴロとしてデビューしようとしている。 愛宕(あたご) パンチパーマにサングラスという、いかにもないでたちの元ヤクザ。肩から背中にかけて入れ墨が入っている。組を畳んだという発言から、元組長だった様子。最近は麻雀にハマっており、鈴司が来る少し前からリンドンリンドンに出入りするようになった。だが、毎回パンクさせられており、フィルに煮え湯を飲まされ続けている。過去にアジアン娘の店を経営して来た経験からオムが妊娠していることを察し、万札を何枚か渡してすぐに産婦人科に行くことを薦め、妊娠確定後は悩むオムの相談相手になったり、勝負に復帰したいという湯鳥に金を貸すなど人情味のある人柄。
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