リング (1998年の映画)
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『リング』は、1998年1月31日に公開された、日本のホラー映画。見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオテープ」の謎を追う、鈴木光司の同名小説『リング』を原作とする映画作品。監督は中田秀夫。 配給収入10億円を記録[2]するヒット作品となり、後に続くジャパニーズホラーブームの火付け役となった[3][4][5]。
注釈
- ^ 原作小説では浅川和行の義理の姉で、浅川静(=浅川和行の妻)の実の姉という設定であった。
- ^ 柳ユーレイは本作と同じく中田秀夫が監督を、高橋洋が脚本を務めた1996年の映画『女優霊』で主人公を演じている。
- ^ 原作小説では、浅川和行が勤務する新聞社の通信員という設定であった。
- ^ 元々目のアップは女性のキャスティングが決まっていたが、監督の「まつげを抜いてくれ」という要望を拒否し降板[9]。急遽、監督助手の宮崎紀彦が演じることに決まった[9]。眼科で3時間かけてまつ毛を全部抜き撮影を行った[10]
- ^ 物語冒頭で死亡した4人が、1週間前に写したフィルム写真には、1997年8月29日の日付が記されている[22]。また、作中における日付はテロップで明示される。
- ^ アメリカ映画版と区別するため、日本映画版『リング』の北米盤DVDは『Ringu』として発売された
出典
- ^ 1998年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ 名作探訪(第3回)『リング』 (1998)-一大ホラーブームを巻き起こしたヒット作-[リンク切れ] - 角川グループホールディングス KADOKAWA通信 2012春号
- ^ 中田秀夫(インタビュアー:原田優輝、須永貴子)「HIDEO NAKATA」『PUBLIC-IMAGE.ORG』、2009年3月19日 。2011年8月1日閲覧。
- ^ 高橋洋(インタビュアー:国領雄二郎)「『リング』、『女優霊』の脚本でJホラー像を確立した高橋洋監督の『恐怖』」『マイコミジャーナル』、2010年12月20日 。2011年8月1日閲覧。
- ^ 丸山玄則 (2011年11月3日). “日本政府 ハリウッド進出 60億円出資 新会社設立 アニメ・玩具 映画化狙う”. 朝日新聞13版 (朝日新聞社): p. 1面 2011年11月7日閲覧。
- ^ a b リング研究会1998年、95-96頁。
- ^ a b c d e リング研究会1998年、79頁。
- ^ リング研究会1998年、11頁。
- ^ a b c 「リング2」研究会編 編『リング2 恐怖増幅マガジン』角川書店、1999年1月21日、129頁。ISBN 4-04-853046-1。
- ^ 2009年4月3日放送、TBS『知らないほうが幸せだった事実』より[信頼性要検証]。
- ^ a b c リング研究会1998年、77-78頁。
- ^ “映画評論 リング0 バースデイ”. 映画.com (2000年1月15日). 2011年7月3日閲覧。
- ^ “「貞子」が3Dで映画化!“最恐”キャラがスクリーンから飛び出す!”. シネマトゥデイ (ウエルバ). (2011年2月15日) 2011年7月3日閲覧。
- ^ a b “ホラー映画ランキング『リング』圧勝! 洋画は『エクソシスト』が1位に”. cinemacafe.net (カフェグルーヴ). (2011年8月29日) 2011年9月9日閲覧。
- ^ “猛暑を乗り切るオススメのホラー映画、第1位は「リング」”. 映画.com. (2011年6月9日) 2011年7月1日閲覧。
- ^ a b c リング研究会1998年、77頁。
- ^ a b c d リング研究会1998年、78頁。
- ^ 外山真也 (2010年7月6日). “『恐怖』 Jホラーの高橋洋が脳をテーマに”. 琉球新報 (琉球新報社) 2011年7月14日閲覧。
- ^ リング研究会1998年、78-79頁。
- ^ リング研究会1998年、97頁。
- ^ リング研究会1998年、6-48頁。
- ^ リング研究会1998年、13頁。
- ^ リング研究会1998年、102頁。
- ^ “映画 らせん (1998)”. allcinema. スティングレイ. 2011年9月23日閲覧。
- ^ “2012.5.12公開 映画『貞子3D』公式サイト”. 2012年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月4日閲覧。
- ^ 映画『貞子3D2』公式サイト
- ^ “中田秀夫、14年ぶりに『リング』シリーズ監督 ヒロインは池田エライザ”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2019年2月8日) 2019年3月15日閲覧。
- ^ a b c “韓国映画情報 リング”. シネマコリア (2000年4月8日). 2011年9月19日閲覧。
- ^ 大森望「新しい日系米国ホラーの誕生」『THE RING(映画パンフレット)』東宝出版商品事業室、2002年11月2日、8-9頁。
- 1 リング (1998年の映画)とは
- 2 リング (1998年の映画)の概要
- 3 スタッフ
- 4 映画版の続編
- 5 リメイク映画
- 6 脚注
「リング (1998年の映画)」の例文・使い方・用例・文例
- ボールベアリング
- 昨夜ボーリング場で火事が起こった
- サイクリングに行く
- ボクサーはリング上を軽やかに動き回った
- イヤリングをつけている
- マネーロンダリングを行う
- ジョーは友だちとボーリングを楽しんだが,最低点だった
- ボブはレスリングの試合を観るのが大好きだ
- 地球環境モニタリング
- ボウリングはかつてはとても人気があったが,今はすたれている
- 婚約指輪,エンゲージリング
- 鍵輪,キーリング
- 負傷後そのボクサーはリング人生を終えた
- リングサイドの席
- 彼女の青いトルコ石のイアリングはその美しい青い目を引き立たせる
- 彼はバスケットリングにボールをシュートした
- 余暇はサイクリングをして過ごします
- このベッドのスプリングは壊れている
- 当院は会計待ちの時間短縮のためにオーダーリングシステムの導入を決定しました
- 顧客へのヒアリングは営業職にとって必須スキルだ。
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