リハイゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:03 UTC 版)
RE-HIZE / REHAIZE(型式番号:ARZ-125) 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場。火星のジオンの残党組織「レジオン」の総帥であるアリシア・ザビの乗機として、組織のフラッグシップ機となっている。 レジオンが、鹵獲したハイゼンスレイIIを改修した機体。ウーンドウォートを素体とするガンダム・タイプであるが、装甲が曲面を多用したジオン系の規格のものに換装されているためその面影はなく、のちのドーガ系やサザビーといった新生ネオ・ジオン系MSへの繋がりをうかがわせるものとなっている。原型機と同様にジェネレーター直結式のハイ・メガ粒子砲を装備し、サイコミュを標準搭載することから第4世代MSに分類される。総帥専用機であるため、全身に重装甲がほどこされてサバイバビリティが向上している。また、重力下飛行用の推進器が機体各所に増設され、原型機に比べて機動性が大幅に強化されている。リア・スカートはブースターとの一体構造を採用。これら機動性偏重の改修は、「火星の大空を飛翔し、自身が地上の支配者であることを誇示する」というアリシアの意思が反映された結果である。MA形態では原型機と同様に大気圏突入能力をもち、トップ・ファイターとボトム・ファイターにも分離可能。原型機とは各種性能が異なる機体となったため、型式番号は新たに "125" が割り振られている。 武装・装備 コンポジット・シールド ヒート・ブレード型バレルを、速射型冷却バレルに交換した改良型。これにより格闘兵器としての機能は限定されるものの、射撃兵装として機能強化を果たしている。シールド後部の推進器も強化されている。 トライ・ブレード ドライセンのものと同型。作中で使用している。 肩部強化パーツ 原型機と同様にウェポン・コンテナとなっており、トライ・ブレードのほかファンネルやミサイル・ポッドなど運用に合わせた武装に換装が可能であり、さまざまな戦局に対応できる。後部には2基のスラスターを増設している。 背部ポッド メガ粒子砲を内蔵しており、MA形態時の機首となる。 スカート 股関節の防御力強化のために追加される。原型機では両腰に配されているスプレッド・ビームは中心部に移設されている。 脚部強化パーツ 変形機構をもち、爪先とかかとを展開することでクロー・アームとしても使用可能となり、接地時に機体を安定させる際にも使用される。膝部にはミサイル・ポッドを装備。 テール・スラスター 両腰に装備。重力下での飛行を可能とする大推力スラスターで、バインダーとして独立可動しAMBAC作動肢としても使用される。内部には原型機と同様にTRジェネレーターを搭載する。 『くろうさぎのみた夢』では、「うさぎ狩り」の際にダイアナのキハールIIを人質にとったドナルドのジム・クゥエルの頭部を狙撃によって吹き飛ばし、背部へのトライ・ブレードの一撃で行動不能にする。帰投後、アリシアは股間部サブ・アームをIフィールドの防御装置に交換するよう命じる。「輝ける星」作戦の際には、終盤でグロリアのフライルーIIが敗れた直後に、大型のスマートガンのような火器を携行し、多数のフライルーIIを率いて出撃。エレノア砲によって僚機が全滅したあとの去就は不明。
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