ラジオ弁天の局員および関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 00:28 UTC 版)
「ラヂオの時間」の記事における「ラジオ弁天の局員および関係者」の解説
堀ノ内修司 演 - 布施明 ラジオ弁天の編成部長。俳優やスポンサーなど各方面に八方美人な態度で接し、工藤からは「掛け持ちが多すぎて番組に愛情を持っていない」と酷評される。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}風貌のモデルは亀山千広[要出典]。 その性格からのっこのわがままを許容してしまい、台本改変に当初は反対していた牛島の態度を一転させた。ラジオドラマの放送は局内の別室で聞いていたが、「パイロットのドナルド・マクドナルドがハワイ上空で消息不明になった」という展開でスポンサーの航空会社からのクレームを受け、牛島に対応を求めて生放送ブースへとやってくる。 なお、布施は役名の「堀ノ内修司」として、映画版のエンディングテーマ『no problem』を歌っている。 保坂卓(舞台版では「保坂任三郎」) 演 - 並樹史朗 / 相島一之 ラジオドラマでナレーターを担当するアナウンサー。真面目一筋で仕事に誇りを持っているため、「辻褄が合わないナレーションはしたくない」との考えを持つ。 職業柄台本にも正確性を求め、台本改変によって舞台が海のない「シカゴ」に変わったことで「海岸を歩いていたメアリーが溺れてマイケルに出会う」という展開に異を唱える。その性格からあくまで台本に忠実に読み上げるという立場で、辻褄が合っていれば台本改変を容認する姿勢で、原作者を含めてスタッフや出演者の意見対立で物語が二転三転することは不満に思っている。 バッキー / 裁判官、被告人、副操縦士役など端役 演 - モロ師岡 / 野仲イサオ 放送作家。どんな無茶な要求にも必ず応えてくれるとして牛島からも信頼されている。舞台版では牛島と一緒にコーヒーが楽しめるそば屋「Cafe de 長寿庵」を作ろうとしている。 台本改変を決意した牛島から主人公の職業などの設定を変更して書き直すことを依頼されるが、勝手に新たな登場人物を増やして物語のテーマを「バイオレンス」に変更してしまう。さらに冒頭で追加したキャラクターなどで自身も出演し、長大なアドリブで時間を押す原因を作る。その結果やスタッフなどの改変も加わり、さらなる台本改変が必要となるが、その都度辻褄を合わせた展開を考えようとする。 大田黒春五郎 演 - 梶原善 / 梶原善 音効スタッフ。口数は少ないが、工藤からは信頼されている。 ラジオドラマで使用する効果音の音源が揃わなかったが、「伝説の音効」として知られた万作の力を借りて切り抜ける。放送中に牛島と対立した工藤が生放送ブースを追い出されたあとは、工藤に協力して物語の建て直しに奔走し、「ドナルド・マクドナルドが死亡したことにする」ことで出番がなくなり帰ろうとした浜村を連れ戻した。 辰巳真 演 - 田口浩正 ミキサースタッフ。 バッキーが書き換えた冒頭シーンに「犯罪都市ニューヨークでマシンガンはおかしい」と物言いを付けて舞台のシカゴへの変更を主張し、これが後に内容が二転三転する発端となった。 永井スミ子(舞台版では「城ノ内」) 演 - 奥貫薫 / 西田薫 アシスタントプロデューサー。スタッフから指示を受けて細々した雑務を担当する。映画版では牛島の恋人である。牛島を陰で支えながらも暴走を心配している。 みやこの書いた本来の台本を読んで「素敵なお話」とみやこに伝えた。 古川清十郎 演 - 梅野泰靖 のっこのマネージャー。お気楽な性格で少々責任感が足りない一方で、のっこの新曲を売り込むなどちゃっかりした性格も持ち合わせる。 効果音が揃わず困っていた工藤や大田黒に、守衛が元々音効を担当していたことと、夜の地下駐車場で「波の音」が聞こえたという噂を伝える。度重ねる台本改変で混乱する生放送の現場で、野次馬のように口を挟んで現場を引っ掻き回す。
※この「ラジオ弁天の局員および関係者」の解説は、「ラヂオの時間」の解説の一部です。
「ラジオ弁天の局員および関係者」を含む「ラヂオの時間」の記事については、「ラヂオの時間」の概要を参照ください。
- ラジオ弁天の局員および関係者のページへのリンク