moisture
「moisture」とは・「moisture」の意味
「moisture」とは、水分や湿気を意味する英単語である。主に空気中や物体に含まれる水分のことを指し、天気や物質の状態に関連して使われることが多い。例えば、髪の毛や肌に含まれる水分を保つことが美容や健康に重要であるといった文脈で使用される。「moisture」の発音・読み方
「moisture」の発音は、IPA表記では /ˈmɔɪstʃər/ となる。IPAのカタカナ読みでは「モイスチャー」となり、日本人が発音するカタカナ英語の読み方でも「モイスチャー」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「moisture」の定義を英語で解説
英語での「moisture」の定義は、"a small amount of water or other liquid, often in the form of small drops, that is present in the air, on the surface of something, or in a substance" である。これは、空気中、物体の表面、または物質中に存在する、しばしば小さな滴の形をした水分や他の液体を指す。「moisture」の類語
「moisture」の類語には、「humidity」、「dampness」、「wetness」などがある。「humidity」は、特に空気中の水分に焦点を当てた言葉であり、湿度という意味で使われることが多い。「dampness」および「wetness」は、物体や環境が湿っている状態を表す言葉である。「moisture」に関連する用語・表現
「moisture」に関連する用語や表現には、「moisturize」、「moisturizer」、「moist」などがある。「moisturize」は、水分を与えることを意味し、肌や髪に水分を補給することを指す場合が多い。「moisturizer」は、水分を保つために使用される化粧品やクリームを指す。「moist」は、湿った状態を表す形容詞である。「moisture」の例文
1. The moisture in the air makes it feel more humid.(空気中の水分が湿度を高く感じさせる。)2. The plant needs adequate moisture to grow properly.(植物は適切に成長するために十分な水分が必要である。)
3. The moisture content of the soil is important for agriculture.(土壌の水分含有量は農業にとって重要である。)
4. The moisture-absorbing material keeps the room dry.(水分を吸収する素材が部屋を乾燥させて保つ。)
5. Excessive moisture can cause mold growth.(過剰な湿気はカビの発生を引き起こすことがある。)
6. The moisture in the air condenses on the cold window.(空気中の水分が冷たい窓に凝縮する。)
7. The moisture barrier prevents water from entering the building.(湿気防止シートは建物への水の浸入を防ぐ。)
8. The moisture level in the air affects our comfort.(空気中の湿度は私たちの快適さに影響を与える。)
9. The moisture-resistant coating protects the wood from damage.(耐湿性のコーティングが木材を損傷から保護する。)
10. The moisture sensor detects the presence of water.(湿度センサーは水分の存在を検出する。)
水分
(モイスチャー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 01:47 UTC 版)
水分(すいぶん)は、物質や混合物中の構成成分として含まれている水を指す。また、その全体中の構成割合である水分率(すいぶんりつ)の略として用いられる。
空気中の水分のことは湿気、湿り気、大気中の水分の割合を湿度などとも言う。多くは、重量比(w/w%)で表すが、土壌中やコンクリート中の水などの割合をいう場合、体積比(v/v%)で表す場合もある。
本項では分析化学の手法として用いられる水分測定法についても述べる。
食品における水分
食品、医薬品、化粧品などの分野における水分とは文字通り、物質中の構成成分としての水の含有量を質量比で表した物で、自由水と結合水が存在する。
自由水は温度、湿度など外的条件で比較的簡単に移動が起こりうる水分で、微生物の繁殖に資する水分であり、単に「水分」と表現する場合、こちらを指す場合が多い。
他方、結合水はタンパク質、糖質などと結合した水分で、微生物が繁殖に用いることができない。
この性質を利して、古典的な保存食品の製造においては、食品中の自由水量を減少させることで微生物の繁殖を抑制し、保存性の向上させることを目的とする加工が多い。
測定法
食品、医薬品分析の分野に於いては自由水と結合水双方の性質の相違により、水分の測定法として常圧乾燥法、減圧乾燥法、カールフィッシャー法などの分析法が用いられ、各分野の成書(『食品衛生検査指針』『日本薬局方』等)に検査法が規定されている。
- 常圧乾燥法
- 試料をあらかじめ加熱して恒量となった容器にいれ、通常の気圧下で水分の沸点である100℃付近(対象物により加熱温度は異なる)で恒量になるまで加熱し、加熱前と後での重量差から水分を求める。
- 水分測定としては最も簡単で複雑な設備、操作が不要なことから広く用いられるが、結合水は測定できず、加熱により水以外の成分が分解、揮発してしまう試料の測定には適さない。
- 減圧乾燥法
- 試料をあらかじめ加熱して恒量となった容器にいれ、真空ポンプで恒温槽内部を減圧しつつ恒量になるまで加熱し、加熱前と後での重量差から水分を求める。
- 減圧により水分の沸点が下がるため、常圧乾燥法よりも低い加熱温度で水分を蒸発させることが出来、常圧乾燥で成分が分解するような試料も測定が行えるが、専用の設備が必要となる。また、結合水は測定できない。
- カール・フィッシャー滴定法
- カール・フィッシャー滴定の原理を利用し、水分を溶媒に吸収させ電位差の変化により水分を測定する。詳細はカール・フィッシャー滴定を参照。
関連項目
- 油分
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