メインキャンパス内の建築物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 10:50 UTC 版)
「テキサス大学アーリントン校」の記事における「メインキャンパス内の建築物」の解説
メインキャンパスは、アーリントン市内のかつての基盤目状の道路にそって構成されている。メインキャンパス、南東へと、見晴らしの良いクリークへと徐々に傾斜した地形となっている。何十年もの間の意欲的な植林とランドスケープデザイン計画への活動の結果、人々はキャンパス内の木陰で心地よい時間を過ごすことができている。メインキャンパス内の道路は、キャンパス中心部で閉鎖され、歩道となっている。 主な東西の歩道はセカンドストリートモール(英語: Second Street Mall)であり、主要な南北の歩道はアーリントンウォーク(英語: Arlington Walk)である。アーリントンウォーク(英語: Arlington Walk)は、北に位置する工学研究棟(英語:Engineering Research Building)から南に位置する科学革新工学研究棟( 英語:Science & Engineering Innovation & Research Building)へとのびている。 キャンパス内において、1919年までさかのぼる最も古い建物は、ランサムホール(英語:Ransom Hall)、プレストンホール(英語:Preston Hall)、カレッジホール(英語:College Hall)であり、これらの建物はセカンドストリートモール( 英語:Second Street Mall)に位置している。これらの第二次世界大戦前の建築物は伝統的なものである。 1960年代、70年代、そして80年代以降に建てられた建築物は、当時の多くのキャンパス建設の典型的なものであり、近代的で機能的であるが、特に注目に値するものではない。しかし、尊敬されるダラスの会社、プラット、ボックス、およびヘンダーソン(英語:Dallas firm of Pratt, Box & Henderson)によって設計された建物は例外であり、非常に快くくつろげる訪れるべきに値する中庭を形成している。看護棟は、その珍しい三角形をした建築物で有名である。 テキサスホール(英語:Texas Hall) (建築家、ジョージダール(英語:George Dahl))は、柱廊式玄関を備えた建物であり、 ネダーマンホール(英語:Nedderman Hall)は、大きなアトリウムを備えた建物である。メインキャンパスの大きな特徴としては、石灰岩とUTAーブレンドレンガの美的一貫性があげられる。金属パネルは1990年代後半から建設に用いられた。 平面駐車場はメインキャンパスの外縁、特にメインキャンパスの南側に広く設けられている。このため、学生は駐車場からクラスまでの行き来に必要以上の時間を費やすことになる。 北西と北東のキャンパスのコーナーに設置された西立体駐車場(英語:West Campus Parking Garage)とカレッジパーク立体駐車場(英語:College Park Parking Garage)は、それぞれ平面駐車場の混雑を緩和し、路上駐車を減らすということに役立っている。2000年代には、グリーンスペースと呼ばれる屋外スペースが多く設けられた。これらのグリーンスペースとして、特に、グリーンリサーチクワッド(英語:Greene Research Quad)、カレッジパーク(英語:College Park)のスペース、デイビスホール(英語:Davis Hall)の窪んだ中庭、ブラゾスパーク(英語:Brazos Park)、ウェストキャンパス側のデイビスストリート( 英語:Davis Street)エリアなどがあげられる。キャンパス内には、「スピリットホース(英語:"Spirit Horses.")」と呼ばれるユニークな青とオレンジ色のパターンのグラスファイバー(英語: fiberglass )でつくられた馬の像がみられる。 カレッジパークディストリクト(英語:College Park District)と呼ばれるプロジェクトは、キャンパススペースを大幅に東側に拡張することを目的としたものである。この開発には、1億6千万ドルが費やされ、2012年に完了した。このアリアには、7,000人を収容可能なアリーナ、学生寮、学生用アパート、リテールスペース、1,800台収容可能な立体駐車場、ウェルカムセンター、金融機関、グリーンカレッジパーク(英語:The Green at College Park)と呼ばれる約1250坪の広さの公園が含まれている。 キャンパス内の居住者数は5,000人を超え、24時間年中無休の活気ある環境を作り出している。多くの学生は、アーリントンホール(英語:Arlington Hal)、カルパナチャウラホール(英語:Kalpana Chawla Hall)、ヴァンダーグリフホール(英語:Vandergriff Hall)、ウェストホール(英語:West Hall)などのアパートで生活している。2012年6月23日に発行された ダラスモーニングニュース(英語:The Dallas Morning News)には、「UTAは、この数年の間で、かつてない新たな環境の場を提供し、人々を驚かせている。」と記されている。 以下に示すのは、 ネダーマンホール ( 英語:Nedderman Hall)、 エンジニアリングリサーチビルディング(英語:Engineering Research Building)、 アーリントンホール(英語:Arlington Hall)、CAPPAビルディング (英語:CAPPA Building)、 テキサスホール (英語:Texas Hall)、 ジャックウルフ ホール(英語:Jack Woolf Hall)、コモンズ(英語:The Commons)、およびビジネスカレッジ(英語:College of Business)である。 ネダーマンホール エンジニアリングリサーチビルディング アーリントンホール CAPPAビルディング テキサスホール コモンズ ビジネスカレッジ
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