ミラクル・トルコとヒディンク・ロシアとは? わかりやすく解説

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ミラクル・トルコとヒディンク・ロシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 08:22 UTC 版)

UEFA EURO 2008」の記事における「ミラクル・トルコとヒディンク・ロシア」の解説

スペイン並んで大会盛り上げたのが、ともに下馬評低かったトルコロシア躍進である。 予選親善試合でも良い成績残せず、完全なアウトサイダーとして大会乗り込んだトルコは、グループリーグ初戦ポルトガル戦で完敗喫し決勝トーナメント進出絶望的かと思われた。ところが、スイス対戦した2戦目、トルコ先制点許しながらも、後半ロスタイム決勝点決め逆転勝ち収め開催国引導を渡す。更に3戦目のチェコ戦では、残り15分時点2点差をつけられるという厳しい状況から、75分、87分、89分に立て続けに3ゴール奪い逆転勝ちし、奇跡的にグループリーグ突破したトルコ奇跡頂点達したのは、準々決勝クロアチア戦である。0対0のまま延長戦突入したこの試合は、残り1分となった延長後半14分に、クロアチア決定的な先制点挙げる。ところが、このゴール直後ロスタイムトルコセミフ・シェンテュルク起死回生同点ゴール挙げ土壇場追いつく。そしてこの後PK戦制しトルコ大会史上初のベスト4進出したのである準決勝ドイツでも、残り4分で同点追いつく粘り見せたものの、これまでのお株奪われるロスタイムでの決勝点により敗退。しかし、勝利全てロスタイム逆転勝ち挙げた「ミラクル・トルコ」は、世界中驚かせた。 一方過去オランダ韓国ワールドカップ4位、オーストラリアを同ベスト16導いた名将フース・ヒディンク率いられロシアは、監督知名度からダークホース挙げられることはあったが、エースアンドレイ・アルシャヴィン予選最終戦退場により開幕から2試合出られないことから、やはり下馬評低かった実際初戦スペイン戦で何も出来ず完敗した際は、誰もがヒディンク神通力ここまでだと考えた。 しかし、2戦目のギリシャ戦を何とかものにすると、アルシャヴィン復帰した3戦目でロシア圧倒的な強さ見せる。有力国の一角だったスウェーデン完勝し決勝トーナメント進出決めると、準々決勝ではグループリーグイタリアフランス圧勝していた優勝候補オランダを、アルシャヴィン大活躍により3-1粉砕ベスト4入り成し遂げた準決勝ではスペイン再度完敗したが、ヒディンク名将誉れをさらに高め、ローカルスターだったアルシャヴィンはこの大会で世界的選手仲間入り果たしたこの他イタリアフランス圧勝し序盤戦話題独占したオランダ、若いビリッチ監督率いられ躍動的なサッカー見せたクロアチアも、ベスト8ながらポジティブ印象残したチームであった

※この「ミラクル・トルコとヒディンク・ロシア」の解説は、「UEFA EURO 2008」の解説の一部です。
「ミラクル・トルコとヒディンク・ロシア」を含む「UEFA EURO 2008」の記事については、「UEFA EURO 2008」の概要を参照ください。

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