ボージャックの家族と親類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:01 UTC 版)
「ボージャック・ホースマン」の記事における「ボージャックの家族と親類」の解説
ビアトリス・ホースマン(Beatrice Horseman) 声:ウェンディ・マリック(英語版) ボージャックの母親。クリーム色の馬。製糖企業の令嬢として幸せな少女時代を過ごしていたが、兄の西部戦線での戦死により家庭が崩壊し、心に傷を負う。後にバーナード・カレッジを卒業し、バタースコッチと駆け落ちしたものの、ボージャックが物心ついた頃には夫婦生活は破綻しており、子のボージャックに心理的虐待を加えていた。 ボージャックのコメディ俳優としてのキャリアには終始否定的だったが、認知症が進行してから内心では『馬か騒ぎ』を楽しんでいたことが明らかになる。しかし、この事を彼に直接伝えることは無かった。 バタースコッチ・ホースマン(Butterscotch Horseman) 声:ウィル・アーネット ボージャックの父親。グレーの馬。故人。小説家を夢見てビアトリスと共にサンフランシスコへと駆け落ちしたが肝心の作品は構想の域を出ず、酒に溺れて不倫を繰り返し、妻子に暴力を振るっていた。最後は自身の作品を批判した人物に決闘を挑み、その際木の根に躓いて頭を強打し死亡した。 ホリーホック・マンハイム=マンハイム=ゲレーロ=ロビンソン=ジルバーシュラグ=サング=フォンツェレリ=マクアック(Hollyhock Manheim-Mannheim-Guerrero-Robinson-Zilberschlag-Hsung-Fonzarelli-McQuack) 声:アパルナ・ナンチェーラ(英語版) ボージャックの私生児を自称する女子高校生。チェスナットブラウン色の馬。8人の同性愛者の男性達の養子として愛を受けながら育ったが(名字の長さはこの為)、産みの母に会いたい願望を長く抱いていた。周りから容姿が似ていると言われるボージャックを父と推定し、共に彼が過去に肉体関係を持った女性達のもとを訪れる。 後にボージャックの父バタースコッチが家政婦と不倫した末に産まれた子供であることが判明し、以降は異母兄弟としてボージャックと連絡を取り続ける。 ジョセフ・シュガーマン(Joseph Sugarman) 声:マシュー・ブロデリック ビアトリスの父でボージャックの祖父にあたるカラシ色の馬。故人。製糖会社の経営者として財を成した。前時代的な男女観に囚われた人物で、名門女子大に入学させた娘が婚約者ではなく学士号を持ち帰った事に対する不満を口にしていた。 ハニー・シュガーマン(Honey Sugarman) 声:ジェーン・クラコウスキー ビアトリスの母でボージャックの祖母にあたる赤茶色の馬。故人。明るく、弁の立つ女性だったが、長男の戦死により酷い鬱状態に陥り、「女性特有の感情」を抑えるためジョセフによりロボトミー手術を受けさせられた結果、廃人同然になっていた。 クラッカージャック・シュガーマン(Crackerjack Sugarman) 声:リン=マニュエル・ミランダ ビアトリスの兄でボージャックの叔父にあたる馬。1944年12月に第二次世界大戦の西部戦線で戦死した。
※この「ボージャックの家族と親類」の解説は、「ボージャック・ホースマン」の解説の一部です。
「ボージャックの家族と親類」を含む「ボージャック・ホースマン」の記事については、「ボージャック・ホースマン」の概要を参照ください。
- ボージャックの家族と親類のページへのリンク