ボージャの治世と最盛期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 09:20 UTC 版)
「パラマーラ朝」の記事における「ボージャの治世と最盛期」の解説
11世紀初頭に即位した王ボージャは、パラマーラ朝の最も偉大な王だった。 ボーシャは王朝の領土を拡大し、デカンのコンカン地方、グジャラート南部のラータ地方を手に入れ、ラージャスターンのメーワール地方の都市チットールガルをおさえた。また、コーンカン地方のシラーハーラ朝を押さえて封臣とし、チットールガルを手に入れたことでグジャラートのチャウルキヤ朝、ラージャスターンのチャーハマーナ朝に対しては優位にあった。 その一方で、11世紀初頭にアフガニスタンのイスラーム王朝であるガズナ朝が攻めてくると、他のラージプートの王朝と連合してこれに対抗した。 ボージャは建築事業を盛んに行い、河川にはダムを建設し、自身の名を冠したボージェーシュヴァラ寺院などを建立したりした。また、彼は文芸を保護したことでも知られ、彼自身も詩作を行い、刻文には「詩人王」と記されている。この王はクシーラスヴァーミンやサーヤナといった有名な学者からは、「文典家」としても引用されている。
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