峰仙【ホウセン】(観賞樹)
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登録番号 | 第13859号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | ナナカマド | |
登録品種の名称及びその読み | 峰仙 よみ:ホウセン |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 窪田信作 | |
品種登録者の住所 | 北海道旭川市旭町1条5丁目2593番地の42 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 菊地實 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、北海道在来種の実生から育成されたものであり、樹冠形は楕円形、花の色は白、果実の大きさはやや大、色は鮮ピンクの緑化木向きの品種である。幹の形は分幹、樹冠形は楕円形、樹高は中、幹の色は灰である。複葉の長さは中、幅はやや狭、形状比は中、葉柄の長さはやや短、小葉の数は中、形は長楕円形、先端の形は鋭形、基部の形はくさび形、鋸歯の形は鋸歯、長さはやや短、幅はやや狭、形状比は中、新葉表面及び裏面の色は淡緑、成葉表面の色は緑、裏面の色は淡緑、葉柄の色は紅、斑の有無は無、紅葉の色は暗紅である。花序の向きは斜め上向き、高さは高、幅は広、花の大きさは中、色は白、蕾の着色は無、花の数は多、花弁の数及び花序の数は中である。果序の向きは下向き、高さはやや低、幅は中、果柄の色は淡紅、果実の形は扁球形、大きさはやや大、色は鮮ピンク、数はやや少、果序の数は中である。北海道在来種と比較して、果柄の色が淡紅であること、果実の色が鮮ピンクであること等で、タカネナナカマドと比較して、果序の幅が広いこと、果実の色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者のほ場(北海道士別市)において、北海道在来種の種子を播種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
芳仙【ホウセン】(野菜)
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登録番号 | 第4360号 |
登録年月日 | 1995年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | しそ | |
登録品種の名称及びその読み | 芳仙 よみ:ホウセン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 豊橋温室園芸農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊橋市高洲町字小島103番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高橋愛治 羽田和宏 大木基也 佐藤正史 浅野捷男 稲垣益雄 浅岡寛 尾崎芳弘 小林吉昭 鈴木義人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「霜降」の変異株から選抜,育成した固定品種であり,葉,花穂及び穂じその香りが強く,花穂栽培に向く品種である。 草姿は中間,主茎長は高,主茎上部のアントシアニン着色の程度は中,1次分枝数は多である。胚軸のアントシアニン着色の程度は無,子葉の表面の色は濃緑,裏側の色は緑である。葉の形は長,切れ込みの程度は浅,大きさは中,厚さはやや厚,波うちは弱,葉面のちぢみ(山脈状)は弱,葉面のちぢみ(凸状)は無である。葉の表面の色は淡青緑,裏面のアントシアニン着色の程度は全面・淡,葉柄長はやや長である。花穂長はやや長,小花の大きさはやや小,花弁の形状は一重,色はやや淡赤紫,がくの大きさはかなり小,生育及び出穂の早晩性は晩である。葉,花穂及び穂じその香りは強である。 「霜降」と比較して,葉の表面の色が淡青緑であること,葉,花穂及び穂じその香りが強いこと等で,「千代の光」と比較して,主茎長が高いこと,1次分枝数が多いこと,葉面のちぢみ(凸状)が無いこと,花弁の形状が一重であること,花弁の色が淡いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者(高橋愛治氏)のほ場(愛知県豊橋市)において,昭和45年に東京都足立区のしそ栽培農家から導入した「霜降」を自家採種により栽培を続けていたところ,昭和60年にその中から葉,花穂及び穂じその香りが強い変異株を発見し,この株から種子を採種し,以後選抜を重ね,平成元年から特性の調査を行い, 4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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