ブラックムーア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/16 08:14 UTC 版)
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ブラックムーア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 20:54 UTC 版)
「デイヴ・アーネソン」の記事における「ブラックムーア」の解説
1970年の夏、アーネソンは城の地下に空想の怪物がはびこる、複雑な中世のミニチュアを使った探検ゲームを制作しはじめた。最初にアーネソンが遊んだ彼のルールは、戦闘の解決にじゃんけんを使うものだったが、後の『D&D』で使われる「アーマークラス」システムに似た、彼の海戦ゲームで使われた要素に後に書き換えられた。「アーマークラス」システムはまたガイギャックスと ジェフ・ペレンによって書かれた『チェインメイル』のルールにも登場した。一方、このルールの欠点を発見したアーネソンはルールをいくつか変更し、自身のロールプレイング・ゲームのシナリオに適用した。 "私は以前の2日間、チャンネル5の週末の‘Creature Feature’という5つの怪物映画を見て過ごし、いくつかの「コナン」小説を読み(私は思い出すことができない、しかし全てほとんど同じだと思った)、自分の口にポップコーンを詰め込み、何枚もの方眼紙に落書きした。その時、私は自分のナポレオンのキャンペーンの全ての厳格なルールに疲れて、それに対して反逆していた。" ゲームは『チェインメイル』から 「ブラックムーア」への変更をへて発展を続け、『D&D』の現代のプレイヤーは「完璧なゲーム」よりもむしろキャンペーン・セッティングとして記述した。ゲームプレイは現代の『D&D』プレイヤーとして見分けがつき、固定されたヒットポイント、アーマークラス、キャラクター作成、そしてダンジョンの徐行(dungeon crawl)といったフィーチャーが使われた。この設定はまた一定時間にわたり具体化され、現在に遊ばれ続けた。アーネソンはブラックムーアを「伝統的ではない中世の設定のロールプレイング。私は限られた数の蒸気力、火薬、そして潜水艦を持っている。さらには戦車はしばらく走っていた。強調するのはストーリーとロールプレイングだ」と記述した。「ブラックムーア」のディテールとオリジナルキャンペーンは、『Castle & Crusade Society』の「グレートキングダム」マップで確立された。最初に簡潔に印刷するために持ってこられたのは『Domesday Book』の#13号で、1972年の7月にCastle & Crusade Societyのニュースレターにて、そして後に大幅に拡張された形態のThe First Fantasy Campaignが1977年にJudges Guildから出版された。 『D&D』と"ダンジョン探検のコンセプト"の中で、のちに"トールキンに影響を受けたと判断されたもの"は「ブラックムーア」を起源とし、これは純粋にファンタジー志向ではなかった設定で、最近の歴史およびサイエンス・フィクションの要素が組み込まれたか、またはリンクされた。これらは目に見える形で後に 『DA module series』としてTSR社から出版され(特に『City of the Gods』)、また元のキャンペーンと並行して1970年代初期から中期にJohn Sniderがゲームを走らせ、これらのアドベンチャーから開発されたルールセットが、1974年にTSR社から発売された最初のSFRPGである。
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