フランス海軍時代
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「シピオーネ・アフリカーノ (軽巡洋艦)」の記事における「フランス海軍時代」の解説
S.7は軽巡洋艦グッシェンとしてフランス海軍に就役し、9月7日に第2軽巡洋艦部隊に配属された。1949年に金塊をフランスに輸送する作戦に参加し、1951年3月に1951年3月に護衛駆逐艦(一等護衛駆逐艦)として再分類された。1951年7月14日、グッシェンはラ・セーヌの造船所で大規模な改修工事を開始し、新しい武器と探知装置を装備した。1953年に完成し、1955年に以下の特徴を持つ「艦隊護衛艦」として任務に復帰した。 排水量(満載):5,500トン 全長:141.8メートル 全幅:14.4メートル 喫水:4.1メートル 機械 - 変更なし 武装: 3x2 - 10.5 cm/65 SK C/37砲(旧ドイツ製) 5x2 –ボフォース 57 mm/60 Me 1951 機関砲 4x3 - 550 mm Mle KT 50魚雷管 センサー: 索敵レーダー:DRBV 20A、DRBV 11 航法レーダー:DRBN 31 火器管制レーダー:1x DRBC 11(10.5 cm)、2x DRBC 30(57mm) ソナー: ダブバ 1A/B 乗組員: 353名 改修により、復原性が低下し、最高速度が39ノットに低下、18ノットでの航続距離が3,600nmに低下した。しかし、センサーは以前より充実し、対空能力と対潜能力は上がった。再試運転時に、グッシェンはNATO船体番号D 607を取得し、ビデルテの第2艦艇に配属された。1957年、グッシェンは、新型レーダー及び指揮施設と引き換えに後方の10.5cmマウント砲と魚雷発射管の1つを取り除き、その後大西洋小艦隊の旗艦とするために指揮艦に改装された。グッシェンは1961年4月16日に同型艦のシャトールノーと旗艦任務を入れ替わり、その後予備役に置かれた。1963年6月に武装解除され、ランベオック・プルミック海軍学校の船として使用された。1976年6月1日にシリアル番号Q 554を登録したうえで除籍し、最終的に1982年1月に解体のために売却された。
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