フランス海軍型アルファジェット
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「アルファジェット (航空機)」の記事における「フランス海軍型アルファジェット」の解説
1980年代に入ると、フランス海軍は1960年から訓練飛行隊で使用されてきたCM.175 ゼフィールの後継機40機の取得を計画した。 ダッソー社は、VTX案をアルファジェットM1~3として、1986年と1988年に提案した。 海軍型アルファジェットには、強化された脚周り、アレスティングフック、SNECMAチュルボメカ・ラルザック04-C6/20(空軍型アルファジェットの13%増しの推力を有していた)を装備する予定であった。 1979年から海軍戦闘機パイロットは、訓練過程で空軍のアルファジェットEを使用していたので、海軍型アルファジェットはふさわしいと思われた。 1991年6月、フランス海軍はマクドネル・ダグラスによるT-45 ゴスホークの仏海軍仕様(2基のCRTを持つ新型コックピット、GPS、レーザーセンサー、20mmガンポッドの装備)を検討した。 1994年にゼフィールが退役すると、フランス海軍は高価な新型練習機の導入を諦め、1999年10月から米国メリディアン海軍基地でのTA-4JとT-45Cを使用した訓練に切り替えた。
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