ヒ65船団とは? わかりやすく解説

ヒ65船団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:18 UTC 版)

「神州丸」記事における「ヒ65船団」の解説

1944年昭和19年5月下旬神州丸第七護衛船団司令官松山光少将指揮官とするヒ65船団に加入した神州丸をふくむ加入船舶12隻を、練習巡洋艦香椎軽空母海鷹などが護衛した松山少将香椎旗艦とした。5月29日、ヒ65船団部隊北九州門司出発するシンガポール目指しバシー海峡南下中の6月2日護衛海防艦淡路アメリカ潜水艦ギターロにより撃沈された。当時視界不良船団単縦陣側面海防艦護衛していたという。つづいて魚雷攻撃回避しようとした輸送船有馬山丸三井商船、8,967総トン)が神州丸船尾衝突する有馬山丸には魚雷命中していたが、早爆か不発のため小破であった一方神州丸では対潜用に搭載していた爆雷誘爆し、航行不能になった積荷カーバイト引火したという回想もある。約200名が死亡した神州丸香椎曳航され、海防艦千振19号護衛され基隆むかった台湾到着後、香椎等はヒ65船団に戻っていった。第一海上護衛隊は、ミ05船団対し基隆寄港し神州丸乗船中の陸兵を各船へ移乗せよ」と命じた神州丸同地7月末まで修理を受け、8月宇品帰還後は、11月まで釜山への輸送任務幾度も行っている。 これ以降フィリピン輸送作戦は、揚陸艦として建造され神州丸以下特種船達の揚陸能力最大限生かす最後の作戦となった

※この「ヒ65船団」の解説は、「神州丸」の解説の一部です。
「ヒ65船団」を含む「神州丸」の記事については、「神州丸」の概要を参照ください。

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